NTTドコモ入りのラグビー南ア代表マピンピ 希望の愛称は「マピンピさん」

入団後初戦に臨んだNTTドコモの南アフリカ代表ウィング、マカゾレ・マピンピ
入団後初戦に臨んだNTTドコモの南アフリカ代表ウィング、マカゾレ・マピンピ

◆練習試合NTTドコモ34―19清水建設(14日・ドコモ大阪南港グラウンド、30分×3本)

 トップリーグのNTTドコモ入りした南アフリカ代表ウィングのマカゾレ・マピンピ(30)が、入団後初戦となるプレシーズンマッチ・清水建設戦に左ウィングで先発した。1本目の30分のみの出場で、入団後初トライはお預けとなったが、確かな存在感を示した。

 開始直後から相手ディフェンスをかわして突破を試みる場面や、逆サイドへ走り込んで味方をフォローするなど、3月末以降、実戦から遠ざかっていたとは思えない軽快な動きを見せた。初戦を終え「まず、初戦をやれたことが素直にうれしい。(出場)時間が短かったので、もっと出たかった」と本音を交えて振り返った。ヨハン・アッカーマン新ヘッドコーチ(50)は「何度かレベルの高いプレーを見せてくれた。もっと彼にボールを動かして使っていきたい」と期待を寄せた。

 短時間ではあったものの、声を出す場面が多く見られ、チームメートとのコミュニケーションを積極的に取り「声は僕の強みだと思っている。ウィングとして一番大事。それがないと(ボールが)いつ欲しいのか分からない」。19年W杯で計6トライを決めた実力者は、新天地でも貪欲さを失うことはない。英語圏以外の地でプレーするのは初めてで、言葉の壁もあるが「日本語ができないからコミュニケーションをやめてしまったら元も子もない。変わらず続けていきたい」と積極的な姿勢を示した。

 来年1月16日のリーグ開幕・日野戦(花園)へ向け、今後もプレシーズンマッチなどで実戦を重ねる予定。より一層チームメートからもファンからも愛される存在になるであろう男は、自らの愛称を「マピンピさん(Mr.マピンピ)」と“要求”。実力と愛嬌(あいきょう)を兼ね備えたトライゲッターが、過去最高のトップリーグ8位以上を目指すNTTドコモの起爆剤となる。

 ◆マカゾレ・マピンピ 1990年7月26日、南アフリカ生まれ、30歳。東ケープ州の貧困街で育った。2016年まで無名選手だったが、母国のキングス入りした17年、スーパーラグビーで活躍し一躍注目を浴びる。18年、南アフリカ代表に初選出され、現在14キャップ、19年W杯日本大会では計6トライを挙げ、優勝に貢献。チーターズ、シャークスを経て20年10月、NTTドコモ入り。ポジションはウィング、センター。181センチ、90キロ。独身。

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