DAIGO、竹下登氏の格言“WM”が今のスタイル…言いたくなかった祖父が元総理「ロックと真逆」…インタビュー完全版〈2〉

スポーツ報知
DAIGO

 フジテレビ系「みんなのKEIBA」(日曜・後3時)「馬好王国~UmazuKingdom~」(土曜・深夜1時15分)でMCを務めるDAIGO(42)が、スターホースの誕生に興奮気味だ。牡馬でコントレイル、牝馬はデアリングタクトがそれぞれ無敗の3冠馬になり、さらにアーモンドアイが芝のG1で8勝を達成し「競馬界にとって歴史的な1年。年度代表馬はどうなるのか」と悩みを深めている。タレント、人気バンド・BREAKERZのボーカル、そして故竹下登元首相の孫とさまざまな顔を持つが「今の生きざまが自分としてのロック」という。競馬をはじめ音楽やプライベートなども聞いた。(ペン・国分 敦、カメラ・橘田 あかり)=紙面未収録インタビューを加えた完全版 〈1〉から続く=

 9月にBREAKERZとして新曲を発表し、来年には観客を入れてライブを開催する事も決まった。

 「今年はライブができない分、配信とかでファンに自分たちの音楽を届けてきましたが、来年の2月に観客を入れてライブをやるというのが決まりました(詳細は後日発表予定)。まだ世の中は厳しい状況ですが、自分たちの今できる全力を尽くしていけたらなって思います。やっぱり、僕たちはバンドマンってCDを作るよりもステージに立つのが大事。ライブは特別な場所なので、それが迫ってくると自分の中で楽しみではあります」

 ―やはりライブは特別なのか。

 「19歳からライブ活動してきて今42歳。約23年間ライブをしている中で、お客さんと一つになるため、もっと盛り上がるためにどうしたらいいんだろうかって、ずっと考えてきたました。盛り上がってくれたり、みんなで歌ったりとか一つになっている瞬間は最高なんです。若い頃は他のバンドのお客さんをこっちに振り向かせたいとか、対バンとかでね。そんなのがあったんですが、40歳を超えてくると『1本のライブをちゃんと届けられるのか』という責任みたいのも出てきました。いきなり3曲目で喉のトラブルで声が出なくなることもあるだろうし、でも『喉もブレイカーズしました』ってのも笑えないじゃないですか。そんな不安を乗り越えてアンコールの時に『今日もここまでたどり着けたな』って、そこで安心というか楽しめる瞬間があったりもします。19歳の時と比べると体力的にも衰えもあるのは仕方ない。ただ情けない姿を見せたくないのはあるので、日々切磋琢磨しながらやっていきたい」

 メジャーになるまでに下積みも経験。転機となったのはバラエティー番組で未公表の「祖父・竹下登」の封印を解いたことだった。

 「19歳でJZEIL(ジェイル)ってバンドを組んで、それが解散してDAIGO☆STARDUSTとしてソロでメジャーデビューさせていただきました。運命的にあこがれだった氷室京介さんに出会って楽曲まで提供していただいて…。でも、あまりパッとせずで、本格的にこの世界でやれると思ったのは、僕がテレビに出るようになって、ブレイカーズを知って好きになってくれる人が格段に多くなってからです。元々のテレビのオファーは漫画家の姉(影木栄貴)に『竹下の孫として出ないか』と来たのが最初で、姉が『弟がメインなら』って返したら『それでもいい』と。僕29歳の時です。今まで祖父が元総理大臣というのはロックと真逆だったんで、言いたくはなかったんですが、音楽仲間に相談したら『いいんちゃう、家族なんだし』って。それで出ようという気になりました」

 ロッカーとしてバラエティー番組へ出演は抵抗はあったものの、新たに自分の生きざまを見つけたそうだ。

 「最初は抵抗もあったんですけど、僕も30歳手前で『崖っぷち』って感じる事もあって…。バンドマンって25歳が一つの区切りで次が30付近。この辺りでやめていった仲間がたくさんいたんですね。やめる気持ちはなかったんですが、結果も出てなくて崖っぷち感もあった。親のスネかじるのも限界があるじゃないですか。そこにチャンスがあるならって飛び込んだ感じです。でも本当は氷室さんとかイエローモンキーさん、(ラルク アン シエルの)hydeさんとかGLAYさんみたいにロックで、ロックスターみたいな人生に憧れていたんです。そしたらhydeさんが『DAIGOは今みたいなのが向いているよね』って言ってくれて…。その人にしか歩めない道を突き進んでいくのがロックだとしたら、バラエティーに出て音楽もやるのが僕の生きざまだったんでしょう。祖父の格言で『我が道を行く』というのがあって、僕の我が道は今のスタイルだと思っています」

 初のバラエティー「世界バリバリ☆バリュー」で爪痕を残し、タレントとして羽ばたいていく。

 「出演後に隔週でパネラーとして出演するお誘いを受けました。この時、芸能事務所に勤めていた同級生に相談したら『ウチの社長に会わない』って言われて。会ったら『即戦力だ』って。それが今の社長ですけど、そんな感じでどんどん話が進んでいきました。そして僕が本格的にバラエティーをやった最初の頃に『ガチで』とか『ハンパない』とか、普段使っているフレーズを言ったのがすごいウケて。面白いことをいっている感覚ではないのに、ウケたもんだから『これって面白いんだって』って気づかされるのも多かったですね。以来いろんなバラエティーに出させてもらえるようになりました」

 アルファベットを使ったDAI語も大ブレークした。

 「あれは、ジャンヌダルクのyasuさんとか仲間内で『JT1つ』とか飲み屋さんでギャグで注文していたんですね。『JT=ジントニック』なんですが、軽いノリでやっていたのをバラエティーでもやったんですよ。元々、KY(空気読めない)とかもあったんで、普段略さなそうなことを強引に略し始めたら、何かの瞬間に火が付いて、揚げ句の果てにプロポーズまでアルファベットになっちゃって…。『KSK(結婚・して・下さい)』って、曲にもなっちゃいました(笑い)」=〈3〉へ続く=

 ◆DAIGO(ダイゴ)本名・内藤大湖。1978年4月8日、東京都生まれ。42歳。2003年、DAIGO☆STARDUSTとして氷室京介プロデュースによるシングル「MARIA」でメジャーデビュー。07年、3人組ロックバンドBREAKERZを結成。同年「世界バリバリ☆バリュー」に出演したのを機に独特のキャラクターやアルファベットを使ったDAI語で大ブレイク。祖父は第74代内閣総理大臣の竹下登氏。姉は漫画家の影木栄貴(えいき・えいき)さん。16年に女優の北川景子と結婚、今年、第1子の女児が誕生。身長178センチ、血液型AB。

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