久保建英“惜しい男”卒業 パナマ戦代表初ゴールへ「最後の質」にこだわる 

 日本代表は12日、オーストリア・グラーツで、国際親善試合(13日・パナマ戦)に向けて最終調整した。出場すれば代表通算10試合目となるMF久保建英(19)=ビリャレアル=は、ラストプレーにこだわることを断言。これまでの“惜しい男”から脱却し、初ゴールを狙う。

 シンプルな言葉だった。オンライン取材で、現在プレーで重視していることを問われた久保は力強く答えた。「一番気をつけているのは最後の質のところ。そこで良かったらゴールだったねとか、アシストだったねとか言われることが多々ある。それを変えていけるように、ラストパスや最後のシュートだったり、プレーの終わりをめちゃくちゃ意識していますね」。得点に絡むプレーにこだわり、パナマ戦に挑む。

 10月のオランダ遠征から戻った後、クラブでの状況は好転した。10月22日の欧州リーグ1次リーグのシワススポル(トルコ)戦では1得点2アシストの大活躍。今月5日の同マッカビ・テルアビブ(イスラエル)戦でもアシストを記録した。リーグ戦では得点こそないが、出場時間も増えてきた。「コンスタントに試合には出られていますけど、主力の一人として試合に出ることが一番」とレギュラー取りも視界に捉えている。

 だからこそ、クラブでも、日本代表でも結果を渇望している。「自分は今日は良くなかったなという試合はあまりないです」と言い切るように、強いチームが相手でも必ず見せ場を作ってきた。だが“惜しい”プレーで終わってきたのも事実。「自分のプレーを見ていると、ここは良かったけど、最後が合えばというのが、1試合に何回かある」と自らも課題を認識している。

 今遠征では史上2位19歳162日での代表初得点のチャンスが大きくある。右MFを争う堂安が、所属クラブの意向で不参加。得意なポジションで出場する機会は増えることが予想される。出場すれば代表通算10試合目となるパナマ戦に向け「重圧とかは全くないですけど、チームに貢献するための手段として結果を狙いたい」と断言。代表初ゴールを決めて、惜しい男を卒業する。(井上 信太郎)

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