【対戦国分析】パナマ、戦術面は欧州路線に舵…スペインなどで活躍選手を多く招集

パナマの基本布陣
パナマの基本布陣

 日本代表は12日、国際親善試合パナマ戦(13日、オーストリア・グラーツ)に向けて最終調整した。

 W杯初出場を果たした18年ロシアW杯では1次リーグ3戦全敗で散った。守備的な戦術で挑むも、ベルギーに3失点、イングランドには6失点と大敗を喫した。

 それでもパナマは沸いた。現地メディアによると、サッカー協会は、バスケットボールや野球、ボクシングが盛んな人口418万人の小国にサッカー文化を浸透させる好機と捉え、興行面・運営面での予算を大幅に増やしたという。戦術面でも欧州路線に舵(かじ)を切り、暫定監督を挟み今年7月に同国初の欧州出身監督となるクリスティアンセン氏が就任。バルセロナ下部組織出身で、スペイン代表出場歴もあるデンマーク人指揮官のもと、新体制初陣となった10月には中南米の強豪コスタリカと2試合を戦い、ともに1―0で勝利を収めた。

 クリスティアンセン監督は「試合がとても待ち遠しい」とコメント。今遠征では主にセンターラインにロシアW杯メンバーを残しながら、スペインやベルギーなどで頭角を現しつつある中堅・若手を多く招集。W杯2大会連続出場へ、チーム内サバイバルを仕掛ける指揮官の狙いが垣間見える。(岡島 智哉)

 ◆パナマ共和国 北米大陸と南米大陸の境に位置。首都はパナマシティー。人口約418万人、面積は北海道よりやや小さい7万5517平方キロ。公用語はスペイン語。太平洋と大西洋を結ぶ「パナマ運河」が有名。野球が盛んで、元ヤンキースの守護神リベラ、元日本ハムの主砲セギノール、ソフトバンクなどで活躍のズレータらを輩出。

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