【宏太’sチェック】大事にいき過ぎたロペスと待ち方悪いセットプレー

スポーツ報知
札幌・アンデルソン・ロペス

◆明治安田生命J1リーグ第33節 F東京1―0札幌(11日・味の素スタジアム)

 試合に向けての調整期間に雪が降ったり、不利な面もあった中、F東京相手によく戦った。1、2失点は覚悟していただけに最少失点に抑えたのは良かったが、裏に蹴られての速攻は予想通りの失点の形。相手からすればスペースは広大にあるだけに、ボールの失い方が悪いとやられてしまう。

 欲しかった得点を取れなかった象徴的シーンがあった。後半10分、ルーカスのスルーパスにロペスが抜け出し、左足でシュートもDFにブロックされた。右に進路を取れば相手にカバーされる確率は低かった。利き足だし、前節(3日)の川崎戦でも左足で決めていたイメージがあるので、左にコースを作りたい気持ちは分かるが、右ならGKと1対1になれたし、左で扱うならもっとGK寄りにボールを持ち出さないと。大事にいき過ぎたことで好機を失った。

 セットプレーで点を取れていないのも気になる。ファーサイドに出したボールを折り返した際、中の選手の待ち方が良くない。誰かが決めるではなく、全員が「俺が仕留める」という気持ちでやらないと。

 鳥栖戦は荒野が出場停止でチャナがケガしただけに、ゼロトップ布陣は厳しいだろう。ただ、どのメンバーでもいい攻めはできている。こういう状況下で得点を取る形が増えれば、チームは強くなれる。(吉原 宏太、1996~99年札幌FW)

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