市民マラソン大会の参加標準記録にネットタイム導入認める 川内優輝「重要なルール改正」

ネットタイムの導入が認められた
ネットタイムの導入が認められた

 日本陸連は12日、理事会を開き、ロードレースにおけるネットタイム(スタートラインを踏み越えてからゴールするまでの記録)の運用方法についてのルール改正を発表した。従来のマラソン大会では、表彰や参加資格記録としてグロスタイム(号砲からゴールまでの記録)のみが用いられてきたが、ネットタイムも主催者の裁量で運用されることとなった。

 ほとんどのマラソン大会では、シューズやゼッケンに装着されたタグによってタイム計測がされている。人気のマラソン大会では、号砲が鳴ってもスタートラインを通過するまでに10分以上を要する場合もある。これまでは、その時間も加算されるグロスタイムのみが資格記録として認められてきたが、今回のルール改正によりネットタイムの導入も可能となった。

 資格記録次第でスタート位置が決まるレースも多いため、今回のルール改正を喜ぶ市民ランナーは多い。さらに、昨秋のドーハ世界陸上代表でプロランナーの川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=も「スタート位置により、ネットとグロスが大きく異なることがあるサブ4やサブ3・5が標準記録のマラソンへの出場を狙う市民ランナーにとっては、重要なルール改正になると思います」とツイッターを更新した。

 ただし、エリートの部の参加標準記録や表彰についてはこれまで通りグロスタイムを採用する。

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