【関東地区大学野球選手権】桐蔭横浜大が7年ぶり2度目の優勝 エース片山皓心が3連続完投でMVP

スポーツ報知
桐蔭横浜大の片山皓心

◆関東地区大学野球選手権大会▽決勝 桐蔭横浜大4―3創価大(12日・横浜)

 桐蔭横浜大の片山皓心(ひろみ)投手(4年=日立一)が、4日間で3連続完投勝利という大車輪の活躍でチームを優勝に導いた。

 9日の1回戦は、中央学院大を相手に1失点。11日の準決勝は、共栄大に対し1失点。連投となったこの日は、4―0から1点差まで追い上げられる苦しい展開だったが、最後まで踏ん張り通した。

 「前日の投球数が少なかったので(104球)、思いのほか体に張りなどがなく、中1日だった準決勝より状態は良かったくらい」と片山。4回まではパーフェクトピッチングを見せてリズムを引き寄せると、打線は5回までに4点を挙げて試合を優位に進めた。

 5~7回に2本のソロアーチなどで1点ずつ失ったが、8、9回にギアを上げ、1点のリードを守り切った。9回のマウンドでは、自己最速を1キロ更新する148キロをマーク。「打者を見ながら要所で力を入れる投球ができるようになったことで、9回でもその数字が出せたのでは」と自己分析した。

 クライマックスは、9回2死二塁で前打席に本塁打を浴びた6番・門脇誠遊撃手(2年=創価)を迎えた場面だった。フルカウントの6球目から5球連続ファウル。まさしく我慢比べとなったが、11球目を外角のストレートで空振りの三振に取った。「粘られていましたが、直球に振り遅れていると感じ、『大丈夫』と思って投げました」。この日の149球目。3試合で通算384球目が、優勝を決めるウイニングボールとなった。

 試合後、今大会の最優秀選手賞と最優秀投手賞に選出され、史上初のダブル受賞を果たした。「9回を3試合投げ切れたのは、今後の自信になります」と片山。卒業後は社会人でプレーし、2年後のプロ入りを目指す。

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