阪神からドラフト1位指名を受けた近大・佐藤輝明内野手(21)が12日、大阪市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円の最高条件でサインした。(金額は推定)
背番号は大学時代と同じ「8」に決定。阪神では今季まで福留が背負っていた番号で「福留選手は球界を代表する選手なので、そのような選手になれるように、8番を付けて頑張りたいと思います」と力を込めた。
関西学生リーグでは同校OBの巨人・二岡智宏3軍監督を超える通算最多の14本塁打を放った大学NO1スラッガーの佐藤輝。1年目から即戦力として期待がかかっており、「新人王を取れるように頑張ります」と意気込んだ。
10月26日のドラフト会議では、4球団競合の末に矢野監督が交渉権を獲得。こん身の“矢野ガッツ”を見せ、「浜風に負けない本塁打を打てるパワーが魅力。大山が本塁打王争いするところまで来ているから、球団内で本塁打王争いをしてもらって。未来像を考えるとワクワクする」と笑顔を見せていた。