【札幌】ペトロヴィッチ監督、F東京・健太監督とJ1通算201勝対決負けた…5戦ぶり無得点で敗戦

スポーツ報知
札幌のF東京戦スタメン

◆明治安田生命J1リーグ第33節 F東京1―0札幌(11日・味の素スタジアム)

 北海道コンサドーレ札幌は、F東京に0―1で敗れ、今季3度目の2連勝はならなかった。前半21分、先制点を奪われると、攻守にアグレッシブな姿勢を見せ続けて相手ゴールに迫ったが、ネットを揺らせず。J1通算201勝で並ぶミハイロ・ペトロヴィッチ監督(63)と、敵将・長谷川健太監督(55)との“名将”対決だったが、単独2位となる202勝目を献上した。

 札幌に最後まで1点が重くのしかかった。10月14日(対名古屋、0●3)以来5戦ぶりの無得点で敗戦。選手と同じ、あるいは、それ以上に大声を出しファイトし続けたペトロヴィッチ監督は「相手を上回る決定機を生かせなかった。内容と結果が伴わぬ試合になった」と悔しさをかみ殺した。

 前節・川崎戦(2〇0)同様、運動量豊かな選手を前線に配置するゼロトップで圧をかけ、ボールを奪取すれば速い攻撃で襲いかかった。だが、前半21分に敵陣でのボールロストから縦パス一本で相手の快速FW永井に切り裂かれ、痛恨の失点。ギアを上げたい同33分には前々節・G大阪戦で復帰したばかりのMFチャナティップ(27)が右もも裏を痛め負傷交代。前半でプラン変更を余儀なくされ、歯車は少しずつずれた。

 それでも中10日で優位に立つ難敵に追加点は許さずアグレッシブな姿勢は90分間見せた。右ウィングバック金子拓郎(23)から同左ルーカスフェルナンデス(26)への大きな展開、途中出場のFWアンデルソンロペス(27)、ドウグラスオリベイラ(25)、そしてJ1通算100試合出場のジェイ(38)らの体を投げ出す献身性など、選手は指揮官の求める姿を表現した。名将対決の分岐点となったチャナティップの負傷交代にも指揮官は「(今季複数回負傷の)チャナには苦しい今季だが、全員がファイトし続けてくれた」と言い訳はせず選手をかばった。

 14敗は10位だった昨季と同じ数になった。それでも、見るものを楽しませる、勝利と紙一重のサッカーは、シーズンを通じできている。残り6戦で順位は13位。次戦はチャナティップが欠場濃厚、核のMF荒野拓馬(27)も出場停止となるが、来季の糧とすべく、昨季以上の順位でのフィニッシュを目指し勇敢に戦っていく。

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