37歳・上田藍、4年ぶり6度目大会最年長V ラスト17歳と一騎打ち「最後は意地だった」

スポーツ報知
ゴール地点でラストスパートする上田藍(代表撮影)

◆トライアスロン 日本選手権(8日、東京・お台場海浜公園周辺特設会場)

 女子は五輪3大会連続代表の上田藍(37)=ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター=が57分35秒で、大会最年長となる4年ぶり6度目の優勝を飾った。上田は最後のランで17歳の中嶋千紗都(山梨学院高・チームケンズ山梨)を突き放した。男子はニナー・ケンジ(27)=NTT東日本・NTT西日本=が51分9秒で初優勝。今大会は新型コロナウイルス感染防止対策の一環から通常の距離から半分(スイム750メートル、バイク20キロ、ラン5キロ)のスプリントで行われた。

 コロナ禍の中での特別な大会で、上田は円熟味あるレース運びでタイトルを取り戻した。苦手なスイムでトップから17秒差にとどめると、バイクで追いつき、ランは17歳の中嶋と一騎打ち。相手は昨冬の全国高校駅伝でエース区間1区11位の実力を持っていたが「相手の様子を確認して」残り半分の2・5キロでスパート。6度目の優勝は大会最年長のおまけもついて「あっという間の1時間。最後は意地だったけど刺激をもらえました」と笑顔で振り返った。

 9月にハンブルク(ドイツ)の世界選手権など3試合に参戦。帰国後の2週間自宅待機も経験したが、「世界の大会に出たことが結果につながった」という。来年7月27日の東京五輪。同じ会場で女王の座を取り戻した第一人者は「五輪はコロナが収まって多くの人たちと晴れやかな気持ちでレースに臨めることを願っています。そこでしっかりメダルをつかみ取りたい」と思いをはせた。(遠藤 洋之)

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