【巨人】坂本勇人は左投げだった…昆陽里タイガース元監督・山崎三孝さん

小学校時代の仲間たちと。手前が坂本勇人
小学校時代の仲間たちと。手前が坂本勇人
坂本2000安打への道
坂本2000安打への道

 巨人・坂本勇人内野手の通算2000安打達成を記念し、坂本の恩師からサプライズメッセージが届いた。小学生時に在籍した昆陽里(こやのさと)タイガースの当時の監督・山崎三孝さんが思い出話に花を咲かせ、知られざるエピソードを披露した。(取材・構成=小林 圭太)

 ◆山崎三孝さん(坂本在籍時の昆陽里タイガース監督。現在は同チームの理事長)

 坂本くん、おめでとう。毎日テレビの前で応援していましたよ。いろいろな思い出がこみ上げてきます。昆陽里タイガースに入部する前だったけど5歳くらいの時かな? 少し上にお兄ちゃんがいたから練習によくついてきていた。右にグラブをはめて、左手で投げていたよ。一人で5メートルくらい離れた壁にボールを投げているのをよく見ました。同じ的にずっと当てていて「こりゃあ、うまい」と思ったのを今でも覚えています。

 1年生になって入部してきたら「あれ? 右投げになっている」と驚いた。あの時は左利きのお父さんのグラブを借りていたからだったみたい。入部する時には兄のおさがりのグラブをもらって、初めて自分のグラブを手にしてうれしそうだった。兄は右投げだったから、自然とそうなったんだね。

 守備でのボールへの入り方、捕り方は少年野球の中ではトップクラスだった。ひと目見た時から、これは天性だと。とにかく守備範囲が広くて、一歩目のスタートがいい。これはね、教えられるものじゃなかった。動物的なものだよ。言われたことは一発でできてしまう。とてつもない運動能力だった。

 性格がこれまた面白かった。トップにならないと面白くないというタイプ。チームメートだった田中将大ともう一人、一番うまい子がいて、「負けたくない」と3人がいいライバル関係だった。遠投を測った時にその一人が87メートルを出した。坂本と田中は84メートル。1人3回と決めていたのにルールを破って、その子の記録を超えたくて5回も6回も投げていた。

 そんな根気のある坂本くんにはもっと上を目指せと言いたい。張本さんのプロ野球最多の3085安打を超えてほしい。周りも絶えず、ハッパをかけ続けてほしい。そうすると燃える子だから。頑張れ!

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