神戸大岩田教授がグレタさん批判に持論「老害を回避するには年長者に苦言、意見が自由にできる社会にすること」

グレタ・トゥンベリさん(ロイター)
グレタ・トゥンベリさん(ロイター)

 感染症専門医の岩田健太郎神戸大教授(49)が7日、ツイッターを更新し、お笑いタレントのほんこん(57)が、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(17)のツイッターでの“物言い”に苦言を呈したことに関連し、持論を展開した。

 岩田教授は、「年長の男性が年下の女性に失礼な物言いをする『習慣』は日本にはありますね。とうてい、文化とは呼び難いですが。米国には年長者を敬い、遠慮する文化はややありますが、日本のそれよりずっと弱く、年長者に対するより率直な物言いや議論が許容されます。これが『老害』を防いでいます」とした。

 さらに、「昨日も薬剤師さんへの講演で話しましたが『医者に問題があっても言えない薬剤師(たち)の習慣』は医者に対して残酷な習慣です。それが医者を退化させる。日本の『老害』は構造的な問題で、高齢者が『老害』を回避するには、年長者に苦言、意見が自由にできる社会にすることです。真の高齢者への敬意は、影で『あいつ老害』と蔑まれないように配慮することです。何も言わないのは、かえって残酷なのです」と、医学界でも同様の問題があるとした。このツイートは、インターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者・西村博之(ひろゆき)氏(43)が7日に更新したツイートを引用した形だ。

 ひろゆき氏は、ほんこんがグレタさんのツイッターでの“物言い”に苦言を呈したツイートに対し「相手の言葉をそのまま返すのが失礼にあたるなら、最初に言い出したトランプ大統領の物言いが良くないという話になります。目上なら未成年に対して失礼な物言いが許されるという文化は、アメリカにも日本にもないかと」と持論を展開していた。

 ほんこんは、グレタさんが日本時間の6日、トランプ大統領の「集計をやめろ!」というツイートを引用し、「落ち着いてドナルド」などとツイートしたことに対して「トランプ大統領は落ち着いてると思うがそれより目上の方にそんな物言いは?」と苦言を呈していた。

 トランプ大統領は昨年12月、グレタさんが米誌「TIME」の「今年の人」に選ばれた時、ツイッターに「落ち着けグレタ」などとツイートしており、グレタさんは当時の投稿をほぼそのまま引用してトランプ氏に意趣返しした形だった。

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