【ヒルマニア】坂本勇人、世界最強ショートへ…元ヤンキース・ジーターより1か月早く2000安打だ 

スポーツ報知
坂本勇人

 巨人・坂本の通算2000安打が目前だ。捕手に次ぐ、守備の要のポジションを全うした上での大台達成。1500試合以上、遊撃を守った選手で2000安打を突破しているのは石井琢朗(2432本)、松井稼頭央(2090本)、鳥谷敬(2090本)と過去3人しかいないのを見ても、快挙と言わざるを得ない。

 メジャーでは、ヤンキースの名遊撃手としてプレーしたデレク・ジーターが通算3465安打。これはメジャー歴代6位だけでなく、内野手専門でプレーした選手では断然トップだ。

 そのジーターが通算2000安打を達成したのは、2006年5月26日ロイヤルズ戦で31歳11か月。162試合制のメジャーと原則143試合制のNPBの違いはあるが、デビューが早かった坂本はレギュラーシーズン中に達成すれば、31歳10か月とジーターより早く達成したことになる(到達試合数はジーターは1571試合、坂本は現時点で1781試合だが)。

 同じ右打ちの遊撃手として2人の共通点は少なくない。プロ入りはともに高卒でドラフト1位(1巡目)指名。坂本が今回8回目のリーグ優勝(定位置を奪ってからは7回)に貢献したことになるが、ジーターも2000安打達成の06年までリーグ優勝6回(地区優勝は10回)と、ともに強豪チームの攻守の要として活躍してきた。

 ジーターの遊撃手2674試合出場はメジャー歴代2位の記録(1位はO・ビスケルの2709)だが、実は1度も他のポジションを守ったことがない。一方、坂本が他のポジションを守ったのは2008年の開幕戦で二塁を1試合、2013年9月に故障の影響で一塁を3試合守っただけ。鳥谷が10月28日に遊撃手として通算1768試合出場の新記録を作ったが、坂本は1756試合で来季にもトップに立つのは間違いない。また、今年、遊撃手通算最多補殺の新記録(6日現在5408)も作った。

 日本プロ野球では坂本と並ぶ遊撃で13年連続100試合以上守った名手・吉田義男も、晩年は主に二塁に回るなど他のポジションに就くケースが多い。だが、ジーターは2000安打到達後の8シーズンでも遊撃をこなしながら、打率3割を4度マークして通算安打を3465本まで伸ばした。守備範囲の広さ、スローイングなど他の若手選手の追随を許していない31歳の坂本。同じポジションを死守して、通算3000安打まで伸ばしてほしいものだ。(ベースボール・アナリスト)

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