巨人から育成ドラフト1位指名を受けた岡本大翔内野手(18)が6日、鳥取県米子市の同校で榑松(くれまつ)スカウト部次長と岸スカウトから指名あいさつを受けた。
進学も含めて決断に迷っている段階だが、球団からの期待は変わらない。榑松スカウト部次長は「大型の二遊間を守れる内野手、特にショートを守れるのは魅力」と語った。「入団が前提ですが」としながら「同じ名字の岡本和真選手を目指してほしい」とスケールの大きな選手に育つことを期待した。
この日は、球団から育成システムや練習環境などについての説明もあり、本人が質問する場面もあったという。同席した紙本庸由(のぶゆき)監督(39)は「重大な決断で時間はかかると思います。将来的にはプロを考えておりますが、(進学かプロか)揺れている状況です」と現状を説明した。
岡本は10月26日のドラフト会議直後、「評価していただいたことに感謝しつつ、今後のことは、両親や部長さん、監督さんなどと相談し、進学も含め決めたいと思います」と話していた。
◆岡本 大翔(おかもと・ひろと)2002年9月12日、鳥取県生まれ。18歳。地元の岸本中では米子ボーイズに所属。米子東高では2年春夏の甲子園に出場。190センチ、92キロ。右投右打。