ダチョウ倶楽部のお笑いは伝統芸能 コロナ疲れも癒やされる

持ち前の明るさで場を盛り上げるダチョウ倶楽部
持ち前の明るさで場を盛り上げるダチョウ倶楽部

 収束の糸口が見えない新型コロナウイルス。感染予防のため、不自由な生活を余儀なくされ、「コロナ疲れ」「コロナうつ」という言葉も生まれた。そんな中、お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」が登場したリップクリーム「V BLOCK LIPMASK」の発表会を取材して、人々に活力を与えるエンタメの力を再認識した。

 芸能人が登場する企業のPRイベントは、用意された宣伝文句を連呼するのが定番だが、この日のダチョウ倶楽部は違った。結成35周年を迎えたベテランが「聞いてないよ~」「ヤー!」「どうぞ、どうぞ」など持ちネタを惜しげもなく披露。スポンサーに配慮しながらも、ネタをからめた独自のトークで場を盛り上げた。仕事もコロナも忘れて、温かい気持ちになった。

 「ダチョウ倶楽部」というグループ名の由来も明かされた。1985年の結成当時、タモリ、(ビート)たけし、所(ジョージ)ら人気者にあやかり、イニシャル「T」の「トマトケチャップ」「トラクターズ」などが候補に挙がっていたという。倶楽部は「おニャン子クラブ」から。ある日、知り合いから「濁音が入っている方が縁起がいい」と指摘され、「ダチョウ倶楽部」に。気付いたら、イニシャルが「T」ではなく「D」になっていたというオチだ。

 フェイスシールド越しの「けんかチュー」も披露して「久しぶりにネタをやった」とご満悦な3人。肥後克広と寺門ジモンが57歳、上島竜兵が59歳。還暦を目前に控えた3人のお笑いは、先の展開が分かっていても笑える。いや、むしろ分かっているから笑えるのか。時がたっても色あせない伝統芸能だ。

 今後の抱負は「現状維持!」と謙虚な姿勢を崩さない。それが長く活躍し続ける要因だろう。70歳、80歳になっても笑いを届けて欲しい。(記者コラム)

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