【広島】ドラフト4位指名の智弁和歌山・小林樹斗「森下投手のような勝てる投手は魅力的」

スポーツ報知
広島から指名あいさつを受けた智弁和歌山・小林樹斗投手(写真右)と担当の鞘師スカウト

 広島からドラフト4位指名を受けた智弁和歌山・小林樹斗投手(17)が5日、和歌山市内の同校で田村恵スカウト課長、担当の鞘師智也スカウトから指名あいさつを受けた。最速152キロ右腕は「160キロは出したい数字でもあるが、あくまでも勝つということをぶらさずにやっていきたい。(広島の)森下投手であったり、巨人の菅野投手のように勝ち続けられる投手は魅力的」と目を輝かせた。

 8月に行われた甲子園交流試合(尽誠学園戦)では6回からマウンドに上がり、3回2安打無失点。自己最速に迫る151キロをマークし、実力を発揮した。キレのある直球の他に、スプリットやカットボールなど多彩に変化球を操る右腕だが、探究心がとどまることはない。1年目から活躍している森下の投球動画を見て、すでに“弟子入り”。「真っすぐはもちろん、カウントの取れる変化球、カーブは自分にはないもの。どういう感覚で投げているのか聞いてみたい」と森下との対面を心待ちにしている様子だった。

 小林には心強い先輩がいる。18年ドラフト3位で広島に入団した林晃汰だ。2学年上の林が三塁を守るなか、1年時からマウンドに上がっていた小林は「ピンチを迎えたときはマウンドに声を掛けに来てくださった。心強いです」と当時を振り返る。指名あいさつに同席した元巨人の中谷仁監督(41)も「林が教育してくれる(笑い)。林が4番で、小林が求められたところで結果を出せる投手になってくれれば」と、教え子たちの活躍する姿を思い描いた。

 担当の鞘師スカウトは「変化球も多いし、マエケン(前田健太)みたいな投手になってほしい。馬力だったら負けていない。伸びしろは計り知れない」と高評価した。広島は2年連続でV逸し、ドラフトでは社会人や大学生などの即戦力を指名。支配下での高校生指名は小林のみで「(本来は)1・2位で指名される選手。4位で取れて幸運だった。決して彼の実力は4位ではない」と同スカウトは太鼓判を押した。

 広島のドラフト4位指名には過去に、前田智徳や金本知憲、担当の鞘師スカウトなど活躍するケースが多数ある。「しっかりその(4位指名)波に乗っていきたい。プロ入りする以上、1年目から投げたい」と小林。一日でも早く1軍マウンドに上がり、その実力を証明してみせる。

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