箱根駅伝開催決定 前回覇者の青学大・原監督「全チームの選手が頑張っている。開催に感謝します」

青学大・原晋監督
青学大・原晋監督

 東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を主催する関東学生陸上競技連盟(関東学連)は5日、例年通り来年1月2、3日に第97回箱根駅伝を開催することを発表した。関東学連はこの日、有吉正博会長(73)の名前で「第97回東京箱根間往復大学駅伝競走の開催について」の文書を発表。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、慎重に協議を重ねた結果、開催を決定したと説明した。

 駅伝ファンに向けては「選手を応援する熱い気持ちは、コース沿道から離れていても届きます。駅伝ファンの皆さまには、今回はテレビなどを通しての応援を頂ければと思います」と呼びかけた。その上で安全・安心の開催を最優先としている関東学連は「感染の状況、また今後の社会情勢の変化などによっては、大会を中止する可能性もあります」と言及している。

 今大会で2年連続6度目の優勝を狙う青学大の原晋監督(53)はスポーツ報知の取材に応じ、箱根駅伝にかけるチームの思いを明かすと同時に開催に向けて尽力する関係者に感謝した。

 「学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝が中止になるなど先行きが見えず、学生が不安になる時もありました。そんな中でも、4年生が中心になり、下級生を鼓舞しながら、厳しい練習に励んできた。それは青学大だけではなく、箱根駅伝を目指す全てのチームが同じように頑張っていると思います。学生たちの頑張りを目の前で見てきた指導者としては、箱根駅伝が開催されることは本当にありがたいことです。開催に向けて尽力している関係者に感謝します」と話した。

 例年であれば、学生3大駅伝開幕戦となる出雲駅伝(10月)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。変則的に今季の開幕戦となった全日本大学駅伝に向けて、原監督は「コロナに負けるな!大作戦」を発令した。

 3大駅伝恒例となった原監督の大作戦シリーズ。ワクワク、メラメラ、ゴーゴー…今までとは一線を画す大きなテーマがあった。レースでは7区で首位に立ったものの、最終8区で、駒大、東海大、明大との激戦に敗れ、4位に敗れた。しかし、大作戦は大成功だった。「過去最大の激戦でレースは大いに盛り上がりました。国民の皆さんに感動をお届けできたのではないでしょうか。感染症対策もしっかりしていて大会運営も良かった。全大学、全関係者にあっぱれです」。原監督は負け惜しみではなく、満足そうに話した。

 「コロナに負けるな!大作戦」は伊勢路から箱根路に続く。

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