箱根駅伝開催決定 主催の関東学連が正式発表 ただ、社会情勢の変化などによっては大会中止の可能性もあり

箱根駅伝の開催が決まった
箱根駅伝の開催が決まった

 東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を主催する関東学生陸上競技連盟(関東学連)は5日、例年通り来年1月2、3日に第97回箱根駅伝を開催することを発表した。

 関東学連はこの日、有吉正博会長(73)の名前で「第97回東京箱根間往復大学駅伝競走の開催について」の文書を発表。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、慎重に協議を重ねた結果、開催を決定したと説明した。

 東京教育大(現筑波大)時代に4度、箱根駅伝に出場した経験を持つ有吉会長は開催に向けて、熱く、かつ冷静な思いをつづった。「大正9年(1920年)に第1回大会が開催されて以降、約100年続く箱根駅伝は、太平洋戦争による中断をはさみながらも、駅伝ファンや地域の皆さまに支えられて、第96回大会までたすきをつなげてきました。97回目を迎える今回は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大という未曽有の状況下での開催となります。感染症対策の専門家のアドバイスも踏まえて、様々な対策を取りながら準備を進めて参ります」などと記した。

 駅伝ファンに向けては「選手を応援する熱い気持ちは、コース沿道から離れていても届きます。駅伝ファンの皆さまには、今回はテレビなどを通しての応援を頂ければと思います」と呼びかけた。

 その上で安全・安心の開催を最優先としている関東学連は「感染の状況、また今後の社会情勢の変化などによっては、大会を中止する可能性もあります」と言及している。

 予選会は例年、陸上自衛隊立川駐屯地をスタート、立川市街地を回り、国営昭和記念公園ゴールのコースで行われているが、今回は10月17日に新型コロナウイルス感染防止対策として、無観客で陸上自衛隊立川駐屯地内の1周約2・6キロの滑走路を周回するコースで開催され、トップ通過した順大など10校が出場権を獲得した。

 前回優勝の青学大をはじめ上位10校はシード権を持つ。予選会を突破した10校に加え、予選会で敗退した大学の選手で編成される関東学生連合(オープン参加)の計21チームが新春の箱根路に臨む。

 関東学連の有吉正博会長による「第97回東京箱根間往復大学駅伝競走の開催について」の文書は以下の通り(原文まま)。

謹啓 晩秋の候、各位におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 また、平素より本連盟の事業に対し格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 本連盟は「第97 回東京箱根間往復大学駅伝競走」の開催に向け、日本陸上競技連盟が定める「ロードレース再開についてのガイダンス」などを踏まえて、慎重に協議を重ねてきた結果、第97回大会を予定通り2021年1月2、3日に開催することを決定しました。

 大正9年(1920年)に第1回大会が開催されて以降、約100年続く東京箱根間往復大学駅伝競走は、太平洋戦争による中断をはさみながらも、駅伝ファンや地域の皆さまに支えられて、第96回大会までたすきをつなげてきました。

 97回目を迎える今回は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大という未曽有の状況下での開催となります。本連盟では日本陸上競技連盟が定めるガイダンスに則り、感染症対策の専門家のアドバイスも踏まえて、様々な対策を取りながら準備を進めて参ります。

 選手を応援する熱い気持ちは、コース沿道から離れていても届きます。駅伝ファンの皆さまには、今回はテレビなどを通しての応援を頂ければと思います。私たちは地域の皆さま、沿道の皆さまに支えられ、大会を開催しています。以下の運用を遵守し、これからも末永く愛される大会を目指していきます。

 なお、感染の状況、また今後の社会情勢の変化などによっては、大会を中止する可能性もあります。皆さまのご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 関東学連が発表した【開催に際しての主な感染防止対策】は以下の通り(原文まま)

 本大会の開催にあたり、次の対応を行います。

・出場チーム、運営スタッフを含む大会関係者は、大会前2週間の体調、体温を記録し、異常がないことを確認した上で大会に参加します。

・出場チームの大学関係者や応援団、OB・OG、保護者による来場および沿道での応援行為については強く自粛を求めます。

・地域の皆さまには、応援のための外出をお控えいただき、特に沿道やスタート・フィニッシュ、中継所などでの観戦や応援行為はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。

・その他、日本陸上競技連盟が定める「ロードレース再開についてのガイダンス」に則り、感染症対策の専門家からも適宜アドバイスをいただきます。

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