【宏太’Sチェック】圧力かけ続け危険の芽を摘めば白星増える

スポーツ報知

◆札幌2―0川崎(3日、等々力陸上競技場)

 ひと言で表すと素晴らしかった。川崎のプレスが少し甘かった面はあるが、札幌はホームで6失点したリベンジの気持ちで臨み、一人一人が戦っていた。札幌と川崎は同じことをやろうとしているチーム。圧力をかけ続けられれば、札幌が勝利という形に自ずとなる。

 結果の出ない時期はボールを持ち過ぎるシーンが多く、距離感も近く近くとなっていた。川崎戦では全員が判断も動き出しも早かったし、ピッチを広く使いながら、逆サイドにもいい形でボールを出せていた。相手が後ろを向いたらプレスするということが徹底されていたし、1対1の場面は相当多かったが、そこで負けなかったことが川崎を苦しめる要因となった。

 前半に点を取らなきゃならなかったという課題はある。押し込んでいてもセットプレーでポンと1点を取られたら、流れは変わってしまうもの。今の札幌のサッカーは2―0の勝ちもあれば、ホームの時のように1―6で転ぶこともあり得るスタイル。ただ、そこをやらせなかったのは1つの成長の証し。ゼロトップが機能するのは分かったのだから。点を取れる時はしっかり取り、この試合のように圧力をかけ続けて一発でやられるような可能性を摘んでいけば、勝ち星は積み重ねられる。(吉原 宏太、1996~99年札幌FW)

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