田中希実5000メートル2位「勝ちたかった」12月日本選手権Vで代表決める

田中希実
田中希実

◆陸上 デンカチャレンジ杯(3日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 女子5000メートル決勝で、2019年ドーハ世界陸上代表の田中希実(21)=豊田自動織機TC=は15分22秒39の2位だった。ラスト400メートルで、優勝したM・アキドル(新潟・開志国際高)に競り負けた点を課題に挙げ、現在の仕上がりを「65%」と説明。優勝で五輪内定を得られる大一番の日本選手権(12月4日、大阪・ヤンマースタジアム長居)へ、残り1か月で調整を加速させる決意を示した。

 田中は、冷静に自らの走りを受け止めた。「まだ65%くらい」。日本歴代4位の自己記録(15分0秒01)に遠く及ばないタイムは、スローな展開も影響したから仕方ない。だが、ラスト1周で留学生に競り負けた。世界で戦う以上、相手が誰であろうと負けは納得できない。「今回は勝ちたかった。今後もっと練習の質も上がると思うので、調整していきたい」と前を向いた。

 大一番が目前に迫る。12月の日本選手権で優勝なら、東京五輪代表内定。最大のライバルは日本歴代3位の自己記録14分59秒37を持つ広中璃梨佳(19)=日本郵政グループ=だ。「過信になるくらいの自信がないと走れない。相手は意識してしまうけど、まず自分の走りがしっかり見つけた上で勝負を楽しめるようにしたい」と自らに言い聞かせた。

 今後は静岡県記録会(15日、エコパ)などに出場を予定し、スピードとスタミナを磨き上げる。「(1500&3000メートルの日本記録樹立時は)この練習ができたら本番絶対走れる、という実感があった。今は、相手はもっときついことができるのでは、と思ってしまう。これは誰にもできない練習だ、というのをできないといけない」。五輪切符へ、なすべきことは分かっている。(細野 友司)

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