元SMAP・森且行「いやあ、神様はいましたね~!」46歳史上最年長SG初V

万感の思いを込めて、日本選手権優勝トロフィーを手にする森且行
万感の思いを込めて、日本選手権優勝トロフィーを手にする森且行
第52回日本選手権オートレース
第52回日本選手権オートレース
オート獲得賞金ベスト10
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 森が念願のSG初制覇! SG「第52回日本選手権オートレース」優勝戦は最終日の3日、川口オートレース場の第12Rで準決勝戦を勝ち上がったベスト8により、10周回(5100メートル=斑走路)0メートルオープン戦で争われた。3番手を追走していた森且行(46)=川口=が、6周回3、4コーナーで前を行く鈴木圭一郎と荒尾聡(反則妨害)の落車アクシデントで首位を奪うと、そのままゴール。森は、史上最年長SG初Vとデビュー以来最長期間での初Vをつかんだ。なお、3連単57万8880円はSG優勝戦最高配当となった。

 男の夢、ここに成就す―。1997年夏に芸能界からこの世界へと活躍の場を移して、23年余り。森且行が、ついに、ついに業界最高峰のレース、日本選手権を制した。長年掲げ続けた「日本一になる」という壮大なる目標を達成した。

 激闘を終え、ヘルメットを脱ぐと、新たに誕生したSGウィナーは恍惚(こうこつ)とした表情でうめいた。「まさか…。うそでしょ…」。まさにその言葉通りだった。レースは大本命の鈴木圭一郎、それを追う荒尾聡の一騎打ちムード。しかし、6周回3、4コーナー。首位を争う鈴木と荒尾が接触し、ともに落車。その脇を3番手の森がすり抜けるように通過して先頭へ。そのまま誰よりも先にゴール線を駆け抜けた。

 表彰式を終え、ロッカーに戻った後も、まだ自身がなし得た快挙を受け止め切れない様子だった。「まだ勝った実感は涌かないなあ。事故レースだったのでね…。でも、優勝戦のメンバーでは僕だけが最後までスタート練習をしたし、2、3番手に付ければと思っていましたが…。いやあ、神様はいましたね~!」。ここでやっと勝者はアイドル時代をほうふつとさせる極上のオリジナルスマイルを浮かべた。

 この勝利を誰に伝えたいか。その質問に森は即答した。「仲間たちです。“日本一になる”と言って、この世界に入ってきたので、やっと約束を守れたよ! 40歳を超えて体力も落ちてきたし、実際には(SG制覇は)絶対に無理かなと思っていた。でも、新人たちより練習もしていたし、やっぱり努力をしていないと勝てないんだね! この大会のために4キロ減量しました。今はコロナもあるし、家でおなかいっぱいにご飯を食べたいね!」

 森さん、オートレーサーになって、夢が叶って、本当に良かったですね!最高に感動的な“モリフェス”をありがとう!(淡路 哲雄)

 ◆森 且行(もり・かつゆき)1974年2月19日生まれ、東京都出身、46歳。1997年6月27日に川口所属、25期生として選手登録される。通算勝利は676回、32V、SG1勝、G12勝、G23勝、177センチ、57キロ。血液型B。愛称はモリクン。

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