【メディカルNOW】インフルエンザ、今季は受診前に「かかりつけ医」に電話相談を

スポーツ報知

 例年、1シーズンに1000万人前後が感染するインフルエンザ。従来はインフルエンザにかかったと思ったら「かかりつけ医」に駆け込んだが、今シーズンは新型コロナ感染の可能性があるため、医療機関を直接受診するのはNGだ。厚生労働省は、まず「かかりつけ医」に電話相談して、その指示を受けることを呼びかけている。

 新型コロナとインフルエンザは、発熱・せき症状が似ていて、検査をしないと区別できない。新型コロナの検査をできる「かかりつけ医」は今のところ少ないため、電話相談で新型コロナの検査ができる医療機関を紹介してもらうのだ。

 「かかりつけ医」がいない人は、地域の「受診・相談センター」に相談する。これまで新型コロナの相談を受けていた「帰国者・接触者相談センター」が改称したもので、新型コロナの検査を受けられる医療機関などを紹介してくれる。

 現在、厚労省は新型コロナ検査ができる「かかりつけ医」を広く募っている。検査キットによる「抗体検査」で結果が1時間足らずで出るから、インフルエンザ検査も同時に行える。新型コロナ検査で陽性なら、新型コロナの治療ができる医療機関に搬送する。新型コロナが陰性で、インフルエンザ検査が陽性なら抗インフルエンザ薬などで治療する。

 なお、「かかりつけ医」は今季に限ってインフルエンザ検査をせず臨床症状だけで抗インフルエンザ薬を処方できる。抗インフルエンザ薬でも熱が下がらなければ新型コロナの可能性があるため、新型コロナ検査を受けられる医療機関で診てもらう。

 今季は発熱したら、まず「かかりつけ医」か「受診・相談センター」に電話相談することを覚えておいてほしい。

(医療ジャーナリスト・田中 皓)

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