【宏太’Sチェック】クロスへの準備の質上げないと得点できない

スポーツ報知
前半43分、G大阪・福田湧矢(奥)に倒される札幌・ドウグラス・オリヴェイラ

 ◆G大阪2―1札幌(31日、パナソニックスタジアム吹田)

 いい試合をしたG大阪戦だったが、間違いなくやらなければいけないことが、一つあった。前線の選手の動き出しに関してだ。

 先制点の場面は、ロペスがニアに入ってきたことで中央のドウグラスが空くという、いい流れがあった。しかしその後は2人がかぶったり、ゴール前で3人くらいが並んで待ってたりとか、パワーを持って中に入っていけなかった。特にロペスは、いい状態でシュートを打った場面がなかった。攻撃の際はボールを持ってる方が絶対有利。G大阪戦も途中までの崩しは良かったし、サイドも突破できていた。それがゴール前では相手にイーブンな守備をされるというのはおかしなことだし、得点など取れない。

 選手の調子うんぬんの問題じゃない。DFが常にいる状態で戦う選手と、一度隠れてフリーな状態で受けられる選手では、ゴールの確率は全然違う。何度も書いているが、クロスが上がらない時、中の選手はいったん外に逃げて動き直すとかしないと。サイドの選手も動いていない者にピンポイントでクロスを合わせることなど、そうはできない。

 攻撃の形はいいんだから、クロスに際する準備の質が上がってくれば、相手にとっては本当に嫌。DFはタイトにやれていたし、五分五分のボールも制していた。収穫は多かっただけに、ゴール前の部分はより突き詰めて欲しい。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)

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