スポーツクライミングの国内トップ選手が集う特別大会が1日、愛媛・西条市で行われ、リード決勝で、男子の東京五輪代表・楢崎智亜(24)=TEAM au=は7位だった。優勝は高田知尭(25)=鳥取県協会=だった。
楢崎は約15メートルの壁の後半に差し掛かったところで落下し、優勝とはならず。「久しぶりの大会で緊張感や集中することもあり、体がすごく疲れた。ちょこちょこ(大会を)入れていかないと弱くなる」と振り返った。
この先も大会のスケジュールは不透明。特に海外勢との戦いの場はなく、五輪のライバルたちの成長度も目にすることができないが、「逆にどのくらい強くなっているか、ワクワク感がある。(海外選手が登りの動画をアップしている)SNSを見てモチベーションをあげていく」と語った。