「吉例顔見世大歌舞伎」初日、尾上菊五郎がユーモラスに観客魅了

第二部「身替座禅」の尾上菊五郎(左)と市川左團次(松竹提供)
第二部「身替座禅」の尾上菊五郎(左)と市川左團次(松竹提供)

 「吉例顔見世大歌舞伎」(26日まで)が1日、東京・歌舞伎座で初日を迎え、歌舞伎の人間国宝、尾上菊五郎(78)が第二部「身替座禅(みがわりざぜん)」で、大の恐妻家でありながら浮気性の山蔭右京を演じた。

 浮気をたくらむ大名(菊五郎)と焼きもちやきの奥方・玉の井(市川左團次)の、替え玉を使った攻防を描くユーモラスな人気演目だ。愛嬌(あいきょう)たっぷりの表情で客席を沸かせた菊五郎は「とにかく役になりきる“気”を大事にして、毎回新鮮な気持ちで演じています」と話している。

 6代目尾上菊五郎が初演し、音羽家の芸「新古典演劇十種」の一つになっている。「初役は昭和53年9月の新橋演舞場で、(2代目)松緑のおじさんに教わりました。その時は(初代)辰之助さんの玉の井で、以後、いろいろな方の玉の井でやっています。家の芸ですから、これからも演じていきたいと思っています」と思いを込めた。

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