6区で東海大が首位浮上 タイム差なしで2位に明大 青学大はルーキー山内が苦戦し6位後退…全日本大学駅伝

全日本大学駅伝の前日、青学大の山内(右端)はリラックスした様子で最終調整したが、レースでは苦戦した
全日本大学駅伝の前日、青学大の山内(右端)はリラックスした様子で最終調整したが、レースでは苦戦した

◇学生3大駅伝「開幕戦」全日本大学駅伝 (1日、名古屋市熱田神宮西門前スタート、三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴール=8区間106・8キロ)

 6区で、前年覇者の東海大がついに首位に立った。2区で17位まで後退したが、3区で主将の塩沢稀夕(4年)が11位まで浮上。さらに4区で石原翔太郎(1年)が18年大会で順大の塩尻和也がマークした区間新記録を更新する快走で6位まで挽回。5区で本間敬大(3年)が7位に後退したが、長田駿佑(3年)が6人のゴボウ抜きでトップに立った。

 タイム差なしの2位に明大。箱根駅伝優勝7回を誇る古豪・明大が大健闘している。

 早大は首位から3位に後退した。

 11秒差の4位は学生3大駅伝最多の22勝目を目指す駒大。7区に小林歩(4年)、8区にエースの田沢廉(2年)を投入し、逆転を狙う。

 20秒差の5位は東洋大。10月に1万メートルで今季日本人学生最高の28分3秒94をマークしたエース西山和弥(4年)が走る7区で勝負をかける。

 青学大は5区で昨年の全国高校駅伝1区(10キロ)で区間賞を獲得した佐藤一世(1年)が、昨年大会で国学院大の青木祐人がつくった区間記録(36分6秒)を19秒更新する35分47秒の区間新記録で首位の早大と10秒差の2位まで猛追したが、続く6区の同じルーキーの山内健登が苦戦し、4人に抜かれた。首位と23秒差の6位に後退した。

 大混戦で、勝負区間の7区、8区に突入した。

 例年であれば、学生3大駅伝開幕戦となる出雲駅伝(10月)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。変則的に今季の開幕戦となった全日本大学駅伝は感染拡大防止のため“新様式”で開催。例年、オープン参加している日本学連選抜と東海学連選抜は編成されず25校が出場。チームエントリーの選手登録は例年より3人増の16人。開会式、閉会式は実施されず、あくまでレース本位の形で、駅伝ファン待望の開幕戦が始まった。大会主催者は「新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、コース沿道での観戦、応援をお控えくださいますようお願いいたします」と呼びかけている。

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