3区で早大が首位浮上 駒大8位、青学大6位、東海大11位…全日本大学駅伝

一斉にスタートする選手たち
一斉にスタートする選手たち

◇学生3大駅伝「開幕戦」全日本大学駅伝 (1日、名古屋市熱田神宮西門前スタート、三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴール=8区間106・8キロ)

 3区で早大が首位に浮上した。1区6位、2区3位と順調に滑り出した早大は3区にエースの中谷雄飛(3年)を投入。タスキを受け取ると、約2キロまでに2位の明大、1位の城西大を抜いた。早大は中谷、太田直希(3年)の1万メートル28分19秒台コンビを3、4区に起用し、一気にレースの流れを引き寄せる戦略がここまでは当たっている。

 2位は明大、3位は城西大、4位は国学院大、5位は帝京大。

 青学大は2区終了時点で14位。原晋監督(53)が表現する「危険水域」ぎりぎりまで迫ったが、3区の中村唯翔(2年)が8人のゴボウ抜きで首位と46秒差の6位まで挽回した。

 7位が東洋大、8位が駒大。

 前年覇者の東海大は主将の塩沢稀夕(4年)が17位から6人抜きで11位まで浮上した。

 スタート前、当日変更が行われ、2年ぶり3度目の優勝を狙う青学大は最終8区(19・7キロ)に登録されていた「5年生」の竹石尚人(4年)からエースの吉田圭太(4年)に変更した。竹石は31日に東京・多摩市の国士舘大多摩陸上競技場で行われた国士舘大競技会男子1万メートルで28分50秒63で全体トップを取り、29分22秒79の自己ベストを一気に32秒16も更新しており、当日変更で出番がなくなることが確実になっていた。

 東海大は予定通り、エース区間の7区(17・6キロ)に主力の西田壮志(4年)を投入した。

 学生3大駅伝最多の22勝目を目指す駒大は7区に小林歩(4年)を起用。8区にエースの田沢廉(2年)を投入し、勝負をかける。

 例年であれば、学生3大駅伝開幕戦となる出雲駅伝(10月)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。変則的に今季の開幕戦となった全日本大学駅伝は感染拡大防止のため“新様式”で開催。例年、オープン参加している日本学連選抜と東海学連選抜は編成されず25校が出場。チームエントリーの選手登録は例年より3人増の16人。開会式、閉会式は実施されず、あくまでレース本位の形で、駅伝ファン待望の開幕戦が始まった。大会主催者は「新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、コース沿道での観戦、応援をお控えくださいますようお願いいたします」と呼びかけている。

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