全日本大学駅伝「3強」の東海大・両角監督、青学大・原監督、駒大・大八木監督会見 瀬古氏の質問にアンカー勝負語る

全日本大学駅伝のオンライン会見に出席した(左から)東海大・両角監督、青学大・原監督、駒大・大八木監督
全日本大学駅伝のオンライン会見に出席した(左から)東海大・両角監督、青学大・原監督、駒大・大八木監督

 学生3大駅伝の今季開幕戦となる全日本大学駅伝は11月1日、名古屋市熱田神宮西門前スタート、三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴールの8区間106・8キロで行われる。前回優勝の東海大・両角速監督(54)、同2位の青学大・原晋監督(53)、同3位の駒大・大八木弘明監督(62)がオンラインによる記者会見に出席し、アンカー勝負の戦略などを語った。

 全日本大学駅伝は18年大会から区間割りが大きく改定。8区間と106・8キロの総距離は従来と同じだが、最終8区を除く7区間の距離が変わった。1区が最短の9・5キロで、2区から6区まで11・1キロ~12・8キロのスピード区間。7区が17・6キロ、8区が従来通り最長の19・7キロとロング区間となった。「先手必勝」が駅伝の定石だが、終盤2区間の距離が全体の35%を占めるため、区間配置は難解。各監督の腕の見せ所となる。29日まで8区間と補欠5人を登録し、大会当日朝に3人以内の補欠選手を任意の区間に投入できる(区間登録された選手の区間変更は認められない)。

 オンライン会見では、日本陸連長距離・マラソン強化戦略プロジェクトの瀬古利彦リーダー(64)が「アンカーにタスキが渡った時、先頭と何秒差、あるいは後続と何秒差ならいいですか?」と質問した。

 両角監督(東海大8区は前回MVPの名取燎太)「勝っていれば必ず勝ちきってくれるし、負けていても30秒差ならひっくり返してくれると期待しています」

 原監督(青学大8区は竹石尚人。当日変更で吉田圭太の投入が濃厚)「(先頭でタスキを受け、後続とは)最低、30秒は欲しいですね」

 大八木監督(駒大8区は佃康平。当日変更で田沢廉、あるいは小林歩の投入が濃厚)「トップと30秒差くらいだったら何とかしてくれるでしょう」

 前早大監督の住友電工・渡辺康幸監督(47)は「自分のチーム以外で優勝候補を挙げるならば」と質問。「3強」と呼ばれる3校の監督は、会見に同席した他の2チームに加え、明大と東洋大などを要注意チームに挙げた。

 また、会見で原監督は学生3大駅伝恒例となっている大作戦シリーズとして、今大会は「コロナに負けるな!大作戦」を発令した。

 例年であれば、学生3大駅伝開幕戦となる出雲駅伝(10月)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。今季の開幕戦となった全日本大学駅伝は感染拡大防止のため“新様式”で開催される。例年、オープン参加している日本学連選抜と東海学連選抜は編成されず25校が出場。チームエントリーの選手登録は例年より3人増の16人。開会式、閉会式は実施されず、走り終えた選手の収容バスは例年のようにゴールには向かわず名古屋方面に戻るなど、あくまでレース本位の形で、駅伝ファン待望の開幕戦が行われる。大会主催者は「新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、コース沿道での観戦、応援をお控えくださいますようお願いいたします」と呼びかけている。

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