10月31日の京都9R・萩ステークス(2歳オープン、リステッド競走、芝1800メートル、8頭立て)は3番人気のシュヴァリエローズ(牡2歳、栗東・清水久詞厩舎、父ディープインパクト)が、2番手から押し切ってオープン勝ちを決めた。勝ち時計は1分48秒1(良)
レースはピンクカメハメハが後続を引き離す形で逃げていたが、最初の1000メートルは1分1秒4とそれほど速くない流れ。2番手で折り合いをつけて運んだシュヴァリエローズは直線で先頭に立つと、後続の追撃を振り切った。今回が初コンビの北村友一騎手は「聞いていたよりも返し馬での行きっぷりが良く感じました。2回使われて良くなっていたと思います。2番手で折り合ってリズム良く運べました。最後まで長くいい脚を使ってくれました」と振り返った。
管理する清水久調教師は「まだまだきゃしゃな馬ですが、よく頑張ってくれました。マイルの前走から距離が延びても、しっかり対応してくれました」と笑顔を見せていた。
直線でしぶとく脚を伸ばしてきた5番人気のジュンブルースカイ(武豊騎手)が2着。1番人気のワンダフルタウンもゴール前で伸びていたが3着まで。和田竜二騎手は「スローの瞬発力勝負で詰め切れなかった。しっかり脚を使ってくれているんですけどね」と敗因を分析した。