【全日本大学駅伝】札幌学院大グレ コロナ来日遅れ、なんの 母国ケニア標高2000メートルで1日60キロ走り込み 「区間賞狙う」

全日本大学駅伝に向け調整するグレ(右)
全日本大学駅伝に向け調整するグレ(右)

 全日本大学駅伝(11月1日、名古屋~三重・伊勢=8区間106・8キロ)で、3年連続27度目の出場となる札幌学院大が過去最高19位超えに挑む。カギを握るのはケニア人エースのローレンス・グレ(3年)。30日に発表された区間エントリーは補欠登録も当日変更での起用は確実。新型コロナ禍の渡航規制で再来日が遅れ、全日本予選の全道大学駅伝(8月15日、札幌)に出場できなかった悔しさを晴らす。

 今年2月から母国に足止めとなり、8月26日に来日。9月の日本インカレ(新潟)出場もフイにしたが「今大会が中止にならず参加できることに感謝。今年最初で最後の公式戦で、力を出し切りたい」と力を込めた。

 札幌山の手高3年の全国高校駅伝(17年)で3区区間4位で、初の7位入賞に貢献。大学でも19年出雲全日本大学選抜駅伝で道学連選抜の1区を務め区間賞、過去最高タイ12位に導いた。ケニア帰国中も標高2000メートル以上の高地で1日60キロ走り込み、来日後は札幌市内の低酸素トレーニングジムで、標高2600メートルに設定した環境で練習を継続してきた。

 昨年の全日本(チーム20位)は後半7区(17・6キロ)で区間9位。今大会には同じケニア人留学生で高校の先輩、チャールズ・ドゥング(日大2年)も出場する。実業団を経て入学し、今年1月の箱根駅伝にも出場しており「尊敬する先輩。負けない走りで区間賞を狙いたい」とけん引役を志願した。(小林 聖孝)

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