【巨人】岡本和真、ひと振りで球場の空気を変えた28号2ラン「ホームランになってよかった」

スポーツ報知
3回2死二塁、左越え2ラン本塁打を放つ岡本和真(カメラ・宮崎 亮太)

◆JERAセ・リーグ 巨人3―3ヤクルト=延長10回規定により引き分け=(30日・東京ドーム)

 ひと振りで、球場の空気を変えた。岡本が左腕一本で振り抜いた打球は、左翼席へと飛び込んだ。

 「ビハインドの状況だったのでまずは同点、ランナーをかえすことだけを考えていました。ホームランになってよかった」。1点を追う3回2死二塁。歳内の内角低めの直球をスタンドに運んだ。2試合ぶりとなる一時逆転の28号2ランで打点を86に伸ばした。目の前で本塁打王と打点王を争うヤクルト・村上(26本・83打点)を突き放した。同点の9回2死一、二塁では遊撃内野安打。最後まで執念を見せた。

 昨季、打撃不振で4番を外れ「迷惑をかけた」という悔しさを忘れたことは一度もない。心は熱く、頭は冷静に「常に同じ気持ちで」目の前だけに集中してシーズンを過ごしてきた。

 ミスターこと長嶋茂雄氏や原監督らが君臨してきた巨人軍の「4番・三塁」の伝統を継ぐ男。だが好きな食べ物は「ウィンナー」と発言するなど先輩たちとは異なるユニークなキャラクター。それが、みんなから愛される岡本和真の姿だ。

 「言葉では言い表せない喜びを感じています。チームの勝ちを第一に日本シリーズもやっていきたい」。次は日本一への一打を放つ。(小林 圭太)

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