【巨人】ビエイラ吠えたV投手…今季を象徴する執念のリレー

10回、無失点に抑え雄たけびを上げるビエイラ(カメラ・中島 傑)
10回、無失点に抑え雄たけびを上げるビエイラ(カメラ・中島 傑)

◆JERAセ・リーグ 巨人3―3ヤクルト=延長10回規定により引き分け=(30日・東京ドーム)

 マウンド上で胸をたたいで絶叫した。ビエイラが来日1年目で“優勝投手”となった。10回2死三塁。午後9時46分、村上を内角速球で見逃し三振に抑えた。巨人の引き分け以上が確定した。直前に横浜でマジック対象の阪神が引き分けで終了していたため、この瞬間、巨人の2年連続リーグ優勝が決まった。

 10回裏の攻撃を前に、原監督がベンチを出て、場内のファンの歓声に手を挙げて応えた。ベンチ内でキャプテンの坂本も笑顔で万歳して喜んだ。直後の攻撃は得点を奪えず、引き分けで5連敗ストップとはならなかったが、コロナ禍の特別な1年で頂点に立った。

 この日は先発・今村が6回2失点と好投。1点リードの7回は鍵谷が1死満塁のピンチを招くも、塩見を二ゴロ併殺に抑えた。

 8回は高梨が登板。試合前まで東京Dで19試合連続無失点と鉄壁だった左腕だが、2死二塁と走者を残して交代。マウンドに上がったのは守護神・デラロサだった。8回途中から登板するのは極めて異例。エスコバーに右中間への同点三塁打を許したが、首脳陣のこの試合にかける思いが、8回途中からの投入だった。

 助っ人右腕は気持ちをすぐに切り替え、2死三塁から代打・山田哲を抑えて同点で踏ん張ると、9回も続投して無失点で抑えた。開幕からブルペンを支えた高木、中川、大竹らがコンディション不良で登録抹消中だが、リリーフ全員の力を結集して引き分けに持ち込み優勝決定。今季を象徴する執念のリレーだった。

映像提供:GIANTS LIVE STREAM
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