【オリックス】大黒柱・山岡泰輔が128球熱投で今季初完投勝利 連敗4でストップ

オリックス・山岡
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◆パ・リーグ 日本ハム2―3オリックス(日・京セラドーム)

 オリックスが、山岡泰輔投手(25)の今季初完投勝利により連敗を4で止めた。

 「調子は悪かった」と振り返った右腕。初回1死二、三塁から、いきなり中田に2点適時打されたが失点はこの2点だけだった。9回にも2死一、二塁の危機を迎えるなど7安打を許したが、要所を締めて今季最多の128球で4勝目を挙げた。左脇腹痛による初の長期離脱もあったシーズン。これが今季の最終登板となることが濃厚で「今日は何とか、今の(連敗の)流れを断ち切ろうと思って投げました。(9回は)来年のことを考えたら、投げとくべきだなと思って。こういう試合で勝たないといけないって、ずっと何年も思っていたので、ちょっと成長したかなと思います。来年につながるようなピッチングになったかなと思います」と表情を和らげた。

 中嶋監督代行は9回の続投について「『行きたい』ということだったので。球数的に止めても良かったですけど。まあ、行きたいでしょうね(笑い)。あまり次のことを考えずに。シーズン最初だったら行ってないでしょうけど」と説明。大黒柱にふさわしい力投を「(2回以降は)いつもより、いいペースで進んだと思います」とねぎらった。

 終盤での競り負けが続いていただけに、前夜の試合終了直後に緊急ミーティングでナインに活を入れた指揮官。その甲斐(かい)があってか、この日は先制を許しながら打線が5回の好機で一気に勝ち越しを決めた。中嶋監督代行は「言ってやってくれるとしたら、毎日言うんですけど…。こればっかりは続けることが大事ですし、より高いところを自分が考えないといけない。そういうことが続いてくれたらなと思います」と一定の評価を与えつつ、継続を求めた。

 さらに今後に向け、若い力に厳しい言葉も。7回無死三塁の絶好機で、6年目の佐野が空振り三振に倒れた。「欲を言えばというのは、いっぱいありますけどね。バントの失敗だったり、得点圏でのね。ノーアウト三塁の先頭の打者が、すごく大事になるとね。もっともっと考えていかないといけない。佐野に求めるのはあれかもしれないですけど、その前にしっかり打ってますから。ああいう場面でもう1回、どういう仕掛けが必要なのか勉強していかないといけない」。5回に同点の適時打を放っていただけに、殻をもうひとつ破ることを期待した。

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