圧倒的な差は投手力 先発が6回以上投げ切れた試合は21試合でわずか6試合…広島担当が見た巨人の強さ

佐々岡真司監督(左は高信二ヘッドコーチ)
佐々岡真司監督(左は高信二ヘッドコーチ)

 広島は今季、6年ぶりに巨人戦負け越しを喫するなど、苦しい戦いが続いた。巨人戦を勝ちきれなかった要因は投手陣の力の差にある。

 先発陣が長いイニングを投げきれず、リズムを作れなかった。今季初対戦の6月23日(東京D)には、昨季の対戦成績7戦3勝1敗(防御率2・20)と好相性のジョンソンを投入したが5回までに3点を奪われ早々と降板。

 さらに7月14日(マツダ)からは九里、ジョンソンらが立て続けに崩れ、7年ぶりの巨人戦5連敗。岡本に3戦連続アーチを浴びるなど、5試合で7被本塁打、41失点と救援陣も含めて役割を果たせず。これまで21試合で、先発が6イニング以上投げ切れた試合はわずか6試合に終わった。

 Gキラーのジョンソンも来日初の未勝利と不調に陥り、絶不調。この1枠の穴を埋めることが出来なかったのはチームとしても苦しく、大瀬良の右肘手術による離脱も計算外だった。

 8月21日(マツダ)からは、巨人に今季初の3タテをくらわせたが、次戦のカードでは3連敗とあっさりとやり返された。また、広島とは対照的に巨人は先発陣に抜け目がなく、エース菅野には4戦でわずか1勝、高卒2年目右腕の戸郷には2戦2敗と完敗だった。

 8、9月は主砲・鈴木誠が打率2割台と不調に陥り、西川もコンディション不良で1軍を離脱するなど打線にも怖さがなかった。

 来季、巨人を圧倒するにはまずは投手力を鍛え上げ、リーグ3連覇を果たした時のような抜け目のない打線を構築していかなければならない。

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