コロナ禍でJクラブがユニホーム販売大苦戦…鹿島は「アニバーサリー加工ユニ」販売で突破口

鹿島が販売を開始する「アニバーサリー加工ユニホーム」(クラブ提供)
鹿島が販売を開始する「アニバーサリー加工ユニホーム」(クラブ提供)

 鹿島は30日、「アニバーサリー加工ユニフォーム」の販売を開始することを発表した。

 種類は「ハッピーバースデー」、「ハッピーウエディング」「ハッピーアニバーサリー」の3タイプ。数字やネームを自由に選択できる。10月31日から茨城・鹿嶋市内のクラブハウス内オフィシャルショップ、11月上旬からオフィシャルオンラインストアで販売。130・140・150・160cmは1万780円(税込)、S・M・L・XL・XXL・3XLの各サイズは1万3860円(税込)。

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 Jリーグではコロナ禍による来場者数の減少もあって、グッズ販売収入(物販収入)が大きく落ち込んでいる。

 J屈指のユニホーム販売枚数を誇る鹿島も、現時点での販売数は過去最悪のペースだという。10月下旬時点でのユニホーム在庫数は約6400着。昨季の同時期は約1300着だった。今季の天皇杯・来季のACL出場を狙える順位(6位)におり、新加入選手の活躍がめざましい鹿島でさえ、シーズン閉幕までおよそ1か月半という時期に、仕入れ数の約25%が在庫として残ってしまっている状況だ。

 コロナ禍による無観客・入場者数制限試合開催の影響は、「入場料収入」の減額にとどまらない。報道陣の入場者数制限、取材活動制限により、クラブの露出機会が減っている。注目度の低下は、スポンサー離れにもつながりかねない。またオンラインを通じた販売が以前よりも一般化してきたとはいえ、試合日のスタジアムにおける購買客の絶対数が減ったことで、その分の物販収入は減額を余儀なくされる。

 鹿島は2019年度、浦和(9億300万円)に次ぐJ全体で2番目の8億4200万円の「物販収入」を記録したが、物販における看板商品のユニホームでの苦戦により、現状では同項目における収入減は避けられない。クラブによると、シーズン終盤にアニバーサリー加工ユニフォームの受付を開始するのは初めての試みだという。他クラブに先駆ける形でクラウドファンディング、投げ銭の導入などを実施してきた鹿島が、コロナ禍による収入減に立ち向かう“突破口”として、次なる施策に打って出た。(記者コラム・岡島 智哉)

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