全日本大学駅伝エントリー 前年覇者の東海大はMVP名取燎太が再びアンカー

名古屋駅に掲示された全日本大学駅伝のポスター
名古屋駅に掲示された全日本大学駅伝のポスター

 学生3大駅伝の今季開幕戦となる全日本大学駅伝(11月1日、名古屋市熱田神宮西門前~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前=8区間106・8キロ)の区間登録が30日、発表された。2年連続3度目の優勝を狙う東海大は、前回、最終8区でトップを走っていた青学大を逆転し、大会MVPを獲得したエースの名取燎太(4年)が再びアンカーに登録された。最長区間のアンカーに切り札を持つ前年覇者は、序盤、中盤でレースの流れに乗れば勝機が見えてきそうだ。

 名取とともに「東海大三羽がらす」と呼ばれる塩沢稀夕主将(4年)は3区に登録。西田壮志(4年)は補欠登録され、当日変更で主要区間の7区に投入されることが濃厚だ。

 全日本大学駅伝は18年大会から区間割りが大きく変更された。8区間と106・8キロの総距離は従来と同じだが、最終8区を除く7区間の距離が変わった。1区が最短の9・5キロで、2区から6区まで11・1キロ~12・8キロのスピード区間。7区が17・6キロ、8区が従来通り最長の19・7キロとロング区間となった。「先手必勝」が駅伝の定石だが、終盤2区間の距離が全体の35%を占めるため、区間配置は難解。各監督の腕の見せ所となる。出場25校は29日まで8区間と補欠5人を登録し、大会当日朝に3人以内の補欠選手を任意の区間に投入できる(区間登録された選手の区間変更は認められない)。

 例年であれば、学生3大駅伝開幕戦となる出雲駅伝(10月)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。変則的に今季の開幕戦となった全日本大学駅伝は感染拡大防止のため“新様式”で開催される。例年、オープン参加している日本学連選抜と東海学連選抜は編成されず25校が出場。チームエントリーの選手登録は例年より3人増の16人。開会式、閉会式は実施されず、走り終えた選手の収容バスは例年のようにゴールには向かわず名古屋方面に戻るなど、あくまでレース本位の形で、駅伝ファン待望の開幕戦が行われる。大会主催者は「新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、コース沿道での観戦、応援をお控えくださいますようお願いいたします」と呼びかけている。

 今年の箱根駅伝で2年ぶり5度目の優勝を果たした青学大、昨季は全日本大学駅伝優勝&箱根駅伝2位の東海大、学生3大駅伝で単独最多の22勝目を目指す駒大の「3強」が優勝争いの中心となりそうだ。さらに今季は戦力充実の明大、箱根駅伝予選会(10月17日、東京・立川市)で堂々のトップ通過を果たした順大の躍進も期待される。

 東海大の区間登録、補欠登録の選手は以下の通り。

▽1区(9・5キロ)佐伯陽生(1年)

▽2区(11・1キロ)市村朋樹(3年)

▽3区(11・9キロ)塩沢稀夕(4年)

▽4区(11・8キロ)浜地進之介(2年)

▽5区(12・4キロ)本間敬大(3年)

▽6区(12・8キロ)長田駿佑(3年)

▽7区(17・6キロ)佐藤俊輔(2年)

▽8区(19・7キロ)名取燎太(4年)

▽補欠 西田壮志(4年)、吉富裕太(3年)、竹村拓真(2年)、石原翔太郎(1年)、喜早駿介(1年)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請