ウェルカニ!!冬の鳥取…11月6日解禁「松葉がに」食べてみんさい

鳥取で水揚げされた鑑札付きの松葉がに
鳥取で水揚げされた鑑札付きの松葉がに

 冬の代表的な味覚として真っ先に思い浮かぶのは、やっぱりカニ! そして、カニといえば鳥取。冬の鳥取はカニ、温泉、観光など楽しむところがいっぱい。また、今年は「Go Toキャンペーン」など様々なサポートもあり、お得に「冬の鳥取」を満喫することも可能だ。今年の冬は、関西から近くて魅力いっぱいの鳥取に「行ってみんさい!」。

■ずっしり詰まった身
 鳥取でカニを味わうなら「松葉がに」だ。山陰で水揚げされる成長した雄のズワイガニを「松葉がに」と呼ぶ。冬を代表する味覚として最高級の評価を与えるグルメファンは多い。

  • 鉄板のカニ味噌
  • 鉄板のカニ味噌

 脚は長く、ずっしりと詰まった身は甘く上品で深い味わい。口にほおばるとギュッと心地よい弾力のある食感…。甲羅のカニ味噌は濃厚な味わいがあり、「格別なおいしさ」だ。

  • 定番焼きガニ
  • 定番焼きガニ

 なぜ鳥取で水揚げされる松葉がにはおいしいのか。その秘密は海にある。山陰沖は、対馬暖流と寒流が合流し、潮目と呼ばれるプランクトンの豊富な海域。そのため、海底にはプランクトンやカニのエサになる生物や有機物が豊富で、カニの身、カニ味噌のおいしさを成熟させているのだ。

■昨年初競りで500万円
 そんな鳥取県産の松葉がにの中でも、〈1〉甲羅の幅が13・5センチ以上〈2〉重さ1・2キロ以上〈3〉脚がすべてそろっている完全な形〈4〉鮮やかな色合い〈5〉ぎっしり詰まった身入りという5つの基準で目利きが厳しく選定したのが「特選とっとり松葉がに五輝星(いつきぼし)」だ。出現率は1パーセント未満と言われる幻のトップブランドだ。2019年の初競りではなんと1枚500万円の高値がついた。競り落とされたカニは、東京・銀座の割烹料亭に空輸された。18年に200万円で落札された五輝星は鳥取港隣接の「かにっこ館」で展示されている。今年の松葉がに漁の解禁は11月6日。初値がいくらになるか注目だ。

 松葉がにの他にも、雌のズワイガニの「親がに(セコガニ)」(漁期11月6日~12月31日)は、濃厚な味わいの内子とプチプチした食感の外子を抱えてカニ味噌はコクがある。価格が手ごろで県内ではよく食卓に上がる。親がにを使った味噌汁や炊き込みご飯は家庭の味だ。脱皮したての雄のズワイガニ「若松葉がに」(漁期2月1日~28日)は安価で気軽に楽しめる。

  • 鮮度抜群カニ刺し
  • 鮮度抜群カニ刺し

 鳥取で松葉がにを食べるなら、まずは「カニ刺し」。地元だけに新鮮。脚の刺身を氷水にさらせば、花が咲いたようにふわっと身が膨らむ。プリプリの食感を生で楽しみたい。

  • 左党にはカニ酒
  • 左党にはカニ酒

 「焼きガニ」に、「カニ味噌」の甲羅焼きも鉄板だ。お酒を飲む人には、熱燗に焼いた殻を入れた「カニ酒」もオススメ。お酒がカニ色に染まってきたら飲み頃だ。

  • 王道のカニすき
  • 王道のカニすき

 そして王道は「カニすき」。ふっくらした身を楽しみ、締めはカニのうま味がしみ出た出し汁で作る雑炊…。まさに至極のひとときとなるだろう。

■「GoTo」でおトク
 今年は「Go Toキャンペーン」などの公的な助成を使うことによってリーズナブルに鳥取のカニを楽しむことが可能。うまいカニを味わい尽くしたければ、鳥取に行くしかない!

■キャンペーン実施「旬のカニ」当たる
 カニの水揚げ量日本一の鳥取県では、秋冬シーズンの観光誘客の取り組みとして、「蟹取県ウェルカニキャンペーン」を実施中だ。

 「泊まってチャレンジ」は、期間中に154の対象宿泊施設に泊まり、レシート(領収書)を撮影し専用の応募フォームに必要事項を入力して応募。毎月抽選で100人に「鳥取の旬のカニ」が当たる。専用応募ハガキに宿泊証明印を押印してもらっての応募も可能。

 「ウェルカニフォトチャレンジ」は、InstagramまたはTwitterで蟹取県公式アカウント(@kanitoriken)をフォローして、鳥取県内で飲食したカニ料理やカニにまつわる写真を2か所以上で撮影し、#蟹取県、#蟹バレ、#(撮影場所1)、#(撮影場所2)をつけて写真を2枚投稿すると抽選で「鳥取の旬のカニ」や「カニ名産品のつめあわせセット」などのプレゼントが当たる。

 また、蟹取県PR大使のガンバレルーヤ扮する「蟹バレルーヤ」の「蟹取県クッキングチャレンジ」も11月下旬以降から公開予定。動画をTwitterでリツイートして2人を応援すると抽選で「鳥取の旬のカニ」が当たる。

 いずれも期間は2021年2月28日まで。詳しくはキャンペーンサイトで。問い合わせは、鳥取県庁観光戦略課TEL0857・26・7237。

■入ってみんさい温泉も
 カニとともに温泉を楽しめたら“極楽”だ。鳥取には、それをかなえてくれる温泉が各地に点在。良質な温泉が湧き出ている。

  • 山陰最古開湯1200年の岩井温泉
  • 山陰最古開湯1200年の岩井温泉

 県東部岩美町にある岩井温泉は、開湯1200年の山陰最古の温泉として知られる。2軒の旅館と共同浴場の小さな温泉街だが、その中の1軒が江戸時代創業の「岩井屋」。県内では唯一の「日本秘湯を守る会」加盟の宿で温泉は折り紙付き。泉質は硫酸塩泉で、リウマチ、神経痛、動脈硬化症に効能があるとされる。JR岩美駅からバスで10分。問い合わせは、岩井屋TEL0857・72・1525

  • 世界屈指ラジウム温泉三朝温泉
  • 世界屈指ラジウム温泉三朝温泉

 県中部の倉吉市近郊では、世界屈指のラジウム温泉の三朝温泉が有名だ。ラジウムが分解される際に生じる弱い放射線のラドンを含む放射能泉で、体に浴びることで新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が高まるとされている。リウマチ、神経痛、痛風、高血圧、糖尿病に効能があるとされる。風情ある河原風呂はぜひ体験したい。JR倉吉駅から車で約20分。路線バスも運行している。問い合わせは三朝温泉旅館協同組合・三朝温泉観光協会TEL0858・43・0431

  • 名峰・大山の眺め皆生温泉
  • 名峰・大山の眺め皆生温泉

 県西部の米子市にある皆生温泉は、美しい海岸線に、名峰・大山を眺めることができる風光明媚な温泉地だ。今年は温泉開発100周年。地元の漁師が浜辺で泡が吹き出ているのを偶然発見したのが温泉の始まり。海中から吹き出す湯は山陰屈指の名湯とされている。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、リウマチ、神経痛、慢性婦人病に効能があるとされる。近年のお湯の調査では美肌効果に優れていることもわかった。JR米子駅から車で約15分、路線バスで20分。問い合わせは、皆生温泉旅館組合TEL0859・34・2888

  • 大山 
  • 大山 

■まわってみんさいタクシーで
 JRや高速バスなどの公共交通機関を利用して鳥取を訪れる人におすすめしたいのが「鳥取大山山麓ぐる~んと観光タクシー旅」だ。主に鳥取県西部(米子市・境港市・大山町・琴浦町・伯耆町・江府町・南部町・日野町・日南町)の観光地を、3時間1000円で周る周遊タクシープラン(1台に4人まで乗車可能)だ。

  • とっとり花回廊
  • とっとり花回廊

JR米子駅または大山寺発で、人気の観光地を効率よく格安で周ることができる。大山やとっとり花回廊などを巡る約30種類のコースが設定されている。問い合わせは、米子駅発は、米子市国際観光案内所TEL0859・22・6317、大山寺発は、大山町観光案内所TEL0859・52・2502、受け付け時間は午前9時~午後3時。
※3時間を超えると追加料金が発生する。入場料、飲食代は別途必要。公的助成により年間利用台数に達した時点で同プランは終了となる。

■アクセス
 鳥取市へは、車で行く場合、中国自動車道から佐用JCTを経て鳥取自動車道へ。鳥取IC下車。大阪から約2時間30分。鳥取自動車道は無料。鉄道利用の場合は「特急スーパーはくと」が便利で倉吉市まで運行している。JR大阪駅からJR鳥取駅は約2時間30分、JR倉吉駅までは2時間50分。高速バスは、大阪・梅田、なんば、神戸・三宮などの主要駅のバスターミナルで発着しているので便利だ。

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 米子市へは、車の場合は、中国自動車道落合JCT経由米子自動車道へ。米子IC下車。所要時間は大阪から約3時間30分。鉄道利用の場合、新幹線で岡山まで行き「特急やくも」に乗車。JR米子駅まで約3時間15分。高速バスも鳥取市同様で充実している。

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