◆日本ハム―オリックス(29日、札幌ドーム)
日本ハムの野村佑希内野手(20)が29日、約4か月ぶりに1軍に復帰した。
埼玉・花咲徳栄高から18年ドラフト2位で日本ハム入りした2年目の野村。今季は、「8番・三塁」で開幕スタメンの座を射止めた。13試合の出場で2本塁打を放つなど、8打点で2割1分7厘。サヨナラ弾を放つなどミドルネーム「ジェームス」の愛称でファンからも愛され、三塁の定位置を確保しかけていた。
だが、7月7日オリックス戦(京セラD)の守備で打球を右手小指に当て負傷。右第5指基節骨の骨折と診断され、右小指関節内骨折骨片接合術を受けていた。地道なリハビリを経て復帰したイースタンでは、13試合に出場して本塁打はなく、打率2割4分。この日、1軍に合流して試合前練習ではフリー打撃なども行い「また気が引き締まるというか、いい緊張感でできるかなと思います。ファームでもあまり打てていなかったので、監督とかすごい期待してくれているんだなと思いましたし、ちゃんとしっかりやらないとなあと思いました」と気合を入れていた。