【ソフトバンク】ドラ4・川原田純平「ポスト今宮」襲名に名乗り「小さい頃から好きな選手」

ソフトバンクのユニホームを着た青森山田・川原田(中央)。左はソフトバンク・福山アマスカウトチーフ、右は作山担当スカウト。(カメラ・長井 毅)
ソフトバンクのユニホームを着た青森山田・川原田(中央)。左はソフトバンク・福山アマスカウトチーフ、右は作山担当スカウト。(カメラ・長井 毅)

 ソフトバンクから4位指名を受けた青森山田高・川原田純平内野手(18)が28日、ソフトバンクの福山龍太郎アマスカウトチーフ(44)と、担当の作山和英スカウト(51)から同校で指名あいさつを受けた。走攻守3拍子を備えた青森の高校NO1遊撃手は今宮健太遊撃手(29)の名を挙げ「ポスト今宮」襲名に名乗りを上げた。

 真っさらなユニホームに袖を通した川原田は、引き締まった表情でプロ入りへの決意を口にした。「改めてプロ野球選手になるんだな、という実感が湧いてきた。これから厳しい世界に入る。また、体作りから見直してやっていきたい」。

 50メートル6秒0の走力。遠投110メートルの地肩の強さ。高校通算15本塁打とパンチ力もあるまさに“ダイヤの原石”だ。自身も球団も「ポスト今宮」への成長をもくろむ。170センチ、72キロは高校時代の今宮(171センチ、70キロ)とうり二つで「小さい頃から好きな選手。プロの世界では小柄ですけど、そういう選手が本塁打を何十本も打っていて、こんな選手になりたい。三遊間(の捕球)から強い送球ができる」と強い憧れを抱いてきた。

 遊撃で不動のレギュラーとなった今宮を明豊高時代に担当していた福山氏は「生まれてからずっとショートというような人間を我々は探していた。顔つき、目つきを見ても素晴らしい。若き日の健太のよう。練習も一切手を抜かない、ひたむきさもある」と練習熱心な姿勢を評価し、2009年のドラ1と重ね合わせた。「体は小柄ですけど、今宮のようになってくれれば。次の世代のショートという部分では貴重なプレーヤーです。守備がうまいので早く出てくる可能性はある。4、5年後をめどにいい選手になってほしい」と大きな期待を寄せた。

 27日にチームはリーグ優勝を決めたばかり。「普段はあまりプロ野球は見ない」という川原田だが「勝てば優勝というのは知っていたので、テレビをつけたら9回2死でカウント2―2だったんですよ」。あと1球の場面から歓喜の瞬間を目に焼き付けて「興奮しました」と胸を躍らせた。

 「毎年強い」とイメージする常勝軍団の一員になる喜びを「誇りに思う」とかみ締めた川原田。「今宮選手に近づいて、いずれは越えられる選手になりたい。球団を代表するショートになりたい」。18歳は夢と希望に目を輝かせ、大海原へ繰り出す。(長井 毅)

 ◆川原田 純平(かわらだ・じゅんぺい)2002年5月21日、岩手・花巻市生まれ。18歳。2歳上の兄・太一さんの影響で北上リトルリーグで遊撃手として野球を始める。花巻リトルシニアでは1学年上の巨人・堀田賢慎とチームメート。青森山田では1年春からベンチ入りし2年から遊撃レギュラー。2年春、秋、3年夏の県独自大会と3度の県大会優勝に貢献も甲子園出場はなし。50メートル走6・0秒。高校通算15本塁打。遠投110メートル。170センチ、72キロ。右投右打。家族は両親と兄、妹。

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