【日本ハム】ドラフト5位・根本悠楓、目指す“ハムの山本昌”「50歳までは分からないですけど、でも40歳くらいまでは」

制服姿で投球動作をする苫小牧中央の根本
制服姿で投球動作をする苫小牧中央の根本

 “北の山本昌”を目指す。日本ハムからドラフト5位指名された苫小牧中央高の根本悠楓(はるか)投手(17)が28日、苫小牧市内の同校で大渕スカウト部長、白井スカウトから指名あいさつを受けた。数々のプロ野球最年長記録を持つ元中日の山本昌氏(55)のような、息の長い投手を目標にする。また23年に開業予定の新球場での道産子投手リレーにも意欲を見せた。

 伝説の左腕のようなビッグな男になる。根本は描く“未来予想図”を問われ、迷わず名を挙げた。「“山本昌”さんは同じ左で長くやっていた。できるだけ長くやりたい。50歳までは分からないですけど、でも40歳くらいまでは!」。山本氏は50歳で引退するまで数々の最年長記録を塗り替えた竜の鉄腕。38歳下の高校生にも「小学校くらいから見ていた」憧れの存在だ。

 共通項を感じる。記憶に残るのはテレビ画面で見たレジェンドの投球術。「球速はなくてもコントロールとか、間隔、間で抑えていた」。白老白翔中3年の全国中学野球大会で道勢26年ぶりの日本一、大会史上初の決勝完全試合の快挙。選出されたU―15日本代表では当時の監督から「山本昌さんに似てるね」とほめられた。最速146キロ左腕は「自分もコントロールを大事にしてやっている。少しは似ている」と恥ずかしそうにほほえむ。

 大渕スカウト部長が評価するのもマウンド度胸、投球術など「実戦力」の高さだ。即戦力に近い位置づけ。同じ高卒5位入団の山本氏は頭角を現すまで5年かかったが、根本の場合は「勝負する時期は間違いなく早い」と断言。「(新球場開業の)23年、あるいは来年にも活躍していると逆算をすると、今何をすべきか考えてほしい」と早期の台頭に期待を寄せる。

 1位指名の鹿部町出身・伊藤とともに、チームには杉浦(帯広市出身)、玉井(佐呂間町出身)、福田(札幌市出身)と道産子投手が5人に増える。白老中出身の左腕は「同じ試合で投げて見たい」。北海道リレーの実現も期待大。中継ぎ適性が注目されるが、あくまで先発を希望する。「勝てる投手を目標にしているので。最多勝をとりたい」と山本氏も3度獲得したタイトルにも意欲。令和の鉄腕サウスポーとして、球史に名を残す。(秦 雄太郎)

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請