【ソフトバンク】内川聖一、退団決定的 1軍出場なし…他球団で現役続行強く希望

今季限りでの退団が決定的な内川
今季限りでの退団が決定的な内川
内川聖一の年度別打撃成績
内川聖一の年度別打撃成績

 ソフトバンク・内川聖一内野手(38)が今季限りで退団することが27日、決定的となった。ウエスタン・リーグでは40試合で打率3割4分と結果を出しながら、ここまで1軍出場なし。現状のチームで出場機会を得ることは難しいと判断。来季は他球団での現役続行を強く希望し、この日までに球団へ意思を伝えたもようだ。

 3年ぶりのリーグ優勝が決定した陰で、内川が大きな決断を下していた。このまま1軍出場がなければプロ20年目で初めて。現役最多の通算2171安打を誇る安打製造機が、熟慮を重ねた結果、ホークスを去ることを決めた。

 今年2月の宮崎キャンプ中に左膝違和感を訴え、3月は2軍で調整。開幕前の練習試合には一塁、DH、代打と不規則な形で出場した。6月14日の広島戦(ペイペイD)の試合後、工藤監督が開幕2軍を通達。内川にとって17年ぶりとなる事態だった。それでも「打って自分の地位をつくってきた。打てなくなったら終わり」と2軍でも結果を出して、チャンスを待った。

 ところが、昨年ゴールデン・グラブを初受賞した一塁では6年目の栗原らが成長。8月にデスパイネ、グラシアルのキューバ勢も復帰した。9月末に工藤監督は「1軍の打撃コーチから『ぜひ上げたい』いうのがなかなかない」と説明。厳しい立場は同じだった。

来月1日ラスト 11年に横浜からソフトバンクへFA移籍し、主将や4番を務めてきた。4度の優勝、日本一6度に貢献。球団は、功労者の意思を尊重し、今後も最大限の後押しをするとみられる。ポストシーズンも出場機会はなく、ウエスタンのホーム最終戦となる11月1日の阪神戦(タマ筑後)が「ホークス・内川」のラストゲームとなりそうだ。

 ◆内川 聖一(うちかわ・せいいち)1982年8月4日、大分県生まれ。38歳。大分工から2000年ドラフト1巡目で横浜(現DeNA)入団。08年に右打者でプロ野球史上最高となる打率3割7分8厘で首位打者。10年オフに国内FA権を行使し、ソフトバンク移籍。11年に史上2人目のセ・パ両リーグで首位打者。最優秀選手1度、最多安打2度、最高出塁率1度。09年、13年、17年のWBC日本代表。通算成績は1977試合で打率3割3厘、196本塁打、957打点。185センチ、93キロ。右投右打。既婚。

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