対局数増加の将棋界 出前注文の食事部屋「桂の間」も11月から対局室に

スポーツ報知
対局室として復活することになった将棋会館内の「桂の間」

 日本将棋連盟は27日、東京・将棋会館内で棋士や女流棋士の食事・休憩・検討部屋として使用されている控室「桂の間(かつらのま)」を11月から対局室としても利用すると発表した。

 将棋界全体で対局数が増加傾向にある中、女流新棋戦「白玲戦・女流順位戦」が創設されたことを受け、今後懸念される対局室不足を解消する狙いだ。

 将棋会館内には「特別対局室」「高雄の間」「棋峰の間」「雲鶴の間」「飛燕の間」「銀沙の間」「香雲の間」の7つの対局室がある。「桂の間」は4階玄関脇にある12畳の和室。出前注文した食事が各店舗から運ばれて座卓に用意され、各棋士が並んで食べる場所になっている。対局の長考中に横になったり、設置されているコーヒーサーバーを利用して一服もできるため、戦いの渦中にある勝負師たちのオアシス的存在ともいえる。対局室として使用する場合、食事は別室に用意される。

 連盟関係者によると、1976年に同館が建設された直後の一時期は対局室として使用されていたが、90年前後からは昼・夕食時の食事・休憩部屋、対局後の感想戦を行う検討部屋、タイトル戦での関係者控室などとして利用されてきた。今回、約30年ぶりに勝負の舞台として復活を遂げることになった。

 当面、対局が同じ日に集中する「女流順位戦」実施日から利用するが、今後は男性棋戦の対局にも使っていく方針だ。

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