◆2020年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(26日)
元メジャーリーガーでBC埼玉武蔵の田沢純一投手(34)は、まさかの指名漏れとなった。田沢が指名されなかったことについて、あるスカウトは「ドラフト会議の正式名称は、新人選手選択会議。実績は十分だが、彼を獲得することはドラフトの趣旨に反するように感じた」と話した。
ドラフトには、チーム内の新陳代謝を促す働きがあるという。そのため「大事な1枠を34歳の選手に使うのはもったいない、というのが正直なところ。彼には代理人がいるし、条件面でも折り合わないリスクがあった」との見解を示した。
◆田沢 純一(たざわ・じゅんいち)1986年6月6日、横浜市生まれ。34歳。横浜商大高から新日本石油ENEOSを経て2008年12月にレッドソックスと契約。09年にメジャーデビューし、13年には上原とともにワールドシリーズ制覇に貢献。今年3月にレッズを自由契約となり、7月にBC埼玉武蔵に入団。BCリーグでは16登板で2勝0敗、防御率3・94。180センチ、90キロ。右投右打。