◆2020年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(26日)
ソフトバンクは外れ1位で花咲徳栄高の井上朋也内野手(17)の単独交渉権を獲得した。近大・佐藤を外し、工藤監督はくじで7連敗となったが「三拍子そろった能力の高い三塁手。松田(宣)くんのように、中軸を打ってくれるスケールの大きい選手になってもらいたい」とうなずいた。
井上は高校通算50本を誇る右のスラッガー。通算3度、甲子園を経験している大型内野手だ。長らく主軸を担ってきた内川が38歳、松田宣が37歳を迎え内野手の高齢化が進み、若返りは急務。柳田や中村晃ら中軸には左打者が多く、右の長距離砲はチームにもフィットする。
「松田くんのようにチームを引っ張り、明るく元気にしてもらいたい。早く会えるのを楽しみにしています」と指揮官は入団を心待ちにしていた。