10月25日の東京11R・ブラジルC(ダート2100メートル=11頭立て)は、2番人気のハヤヤッコ(牡4、美浦・国枝栄調教師、父キングカメハメハ)が、直線一気の鋭い伸びで差し切った。勝ち時計は2分8秒8。
スタートをポンと出たが、無理せず最後方まで下げた。リズムよく追走し、直線では外に持ち出すと、メンバー最速の上がり3ハロン36秒6の末脚で伸びてくると、2着のグレートタイムに2馬身差をつける完勝だった。
2戦ぶりに手綱をとった田辺裕信騎手は、「距離は初めてで分からないところもあったが、ゲートを出てから周りがガサガサ出して行ったので差しにしようと思った。4コーナーから直線に向く手応えもバッチリでした」と満足げだった。