クロップ・リバプール、フォーメーション変更で逆転勝利

ゴールを喜ぶリバプールのジョッタら(ロイター)
ゴールを喜ぶリバプールのジョッタら(ロイター)

プレミアリーグ第6節 リバプール2-1シェフィールド・U(10月24日現地時間午後8時キックオフ/英国リバプール/アンフィールド)

 「6試合のうち3試合も不利な判定があった。有利な判定を求めてはいないが、不利な判定も望まない」

 クロップ監督が試合直後の会見で語気荒く語ったように、前半13分のPK判定は非常に微妙だった。欧州CLグループ戦初戦、難敵アヤックスをを相手にアムステルダムで見事にファン・ダイクの代役を務めたファビーニョのタックルが反則とされたが、位置がPA内か微妙な上、スローモーションではブラジル代表DFがボールに先に触っているようにも見えた。もちろんドイツ人闘将はこのプレーに関して「反則ではない」と言い切った。

 ところが主審はPKスポットを指差す。先行きが暗澹となる幕開け。GKレギュラーのアリソンが復帰していたが、さすがにPKは止められず、シェフィールド・Uが楽々と先制した。

 一方、守護神ファン・ダイクを欠き、チームに喝を求めたクロップ監督は、この試合で今夏加入のポルトガル代表MFジョッタを自慢の3トップに加えた4-2-3-1を採用していた。アタッカーを4人にして、さらに攻撃的なサッカーを展開して、オランダ代表DFが抜けた大きな穴を埋めようとしていた。

 結果的にこのポジティブな采配が逆転勝利を生んだ。前半41分に右サイドから主将ヘンダーソンが放った見事なクロスをマネが逆サイドの至近距離から完璧なタイミングでヘディング。このシュートはGKがブロックするも、フィルミーノがこぼれ玉を押し込み、同点に追いつく。そして逆転弾を放ったのがジョッタだった。

 後半19分、この試合に抜擢されたポルトガル代表MFがマネが左サイドから放ったピンポイントクロスにきっちり頭を合わせ、ゴールネットの右隅を揺らした。これでスコアは2-1。クロップ監督の期待に応え、見事に試合をひっくり返した。

 南野は疲れが見えたフィルミーノに代わり、後半38分から出場。ロスタイム3分を含め、足を止めずにプレスをかけ続けて10分間プレーし、ジョッタが奪った虎の子の逆転ゴールをしっかり守りきった。

 当然、試合後にはフォーメーション変更して起用したジョッタに質問が集中した。しかしクロップ監督は新加入のポルトガル代表MFを優先起用するための「新フォーメーションではない」ときっぱり。そして「新たなオプションができたことはいいことだ。(今回はジョッタを使ったが)アムステルダムでシャキリがどんなに素晴らしかったか。彼も(先発に)近い、そしてタキも近い」と続けて、今後も南野を含め、4人のアタッカーを同時に起用する試合を増やし、ファン・ダイク不在の困難なシーズンを打開する方針を明確に示していた。

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