壮絶シーソーゲームをレイズが逆転サヨナラで制して2勝2敗のタイに 筒香嘉智は9回代打で空三振

4回、右翼へソロを放ったランディ・アロザレーナ外野手(ロイター)
4回、右翼へソロを放ったランディ・アロザレーナ外野手(ロイター)

◆メジャーリーグ・ワールドシリーズ第4戦 レイズ(ア・リーグ東地区1位・第1シード)8×―7ドジャース(ナ・リーグ西地区1位・第1シード)=24日、テキサス州アーリントン・グローブライフフィールド=

 メジャーリーグのワールドシリーズ(WS)第4戦が24日(日本時間25日)、テキサス州アーリントンのグローブライフフィールドで行われ、レイズが壮絶なシーソーゲームとなった接戦を途中出場のフィリップスが、逆転サヨナラ打を放って制して、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。筒香嘉智外野手(28)は、1点を追う9回先頭で代打出場したが、空振り三振に倒れた。

 序盤で主導権を握ったのは、前日の第3戦を制して2勝1敗とリードを奪ったドジャースだった。初回に2死走者なしからターナーが、レイズ先発左腕・ヤーブローからセンターバックスクリーンにソロを放ち、先取点を奪取。前日の第3戦に続く初回のソロとなった。さらに3回にも2死走者なしからシーガーがポストシーズン(PS)8発目となるソロ。ドジャース先発の左腕・ウリアスも3回まで1安打無失点と、順調に滑り出した。

 試合が慌ただしく動き始めたのはドジャース2―0のリードで迎えた4回からだ。レイズは1死二塁のピンチを迎えると、2番手右腕・トンプソンを起用。早くも継投策に入って、追加点を防いだ。すると、4回先頭のアロザレーナが右翼へ2試合連続弾となるソロ。PS9発目となり、これまで02年ボンズ(ジャイアンツ)、04年ベルトラン(アストロズ)、11年クルーズ(レンジャーズ)、20年シーガー(ドジャース=継続中)が記録した8本塁打を塗り替えて、新記録を樹立した。

 1点差に迫られたドジャースもすぐに反撃。5回2死二塁でマンシーが右前適時打を放って再びレイズを引き離した。それでもレイズは直後の5回先頭・レンフローが左翼へソロ。ドジャースも先発・ウリアスを5回途中4安打2失点で降板させて、継投に入った。

 3―2の6回には2死一、二塁でドジャースの9番・ヘルナンデスが左翼線への適時二塁打。流れがドジャースに傾いたかに思われた。だが、直後の6回にレイズのB・ローが1死一、二塁で3番手右腕・バエスから左翼へ逆転3ラン。この試合初めてレイズが1点をリードした。6回終了時点でリードした試合は今季、37勝1敗と圧倒的な強さを誇るレイズベンチは大きく沸いた。

 それでも簡単に引き下がらないのがドジャース。7回に2死満塁から代打・ピダーソンが二塁手・ローのグラブをはじく2点適時打を放って再び逆転した。レイズは7回までに勝ちパターンの救援陣フェアバンクス、カスティーヨ、アンダーソンを投入したが、全員が失点。これまで得意にしてきた逃げ切りのパターンに持ち込めなかった。

 まだまだ試合が落ち着かないのが、さすがのWS。7回裏には1死からキーアマイヤーが右翼へ特大のソロを放って、またしてもレイズが同点に追いついた。それでも試合は動き続ける。8回表は2死二塁からシーガーの当たりは完全に詰まった打球だったが、遊撃手と左翼手の間に落ちて、勝ち越しとなる左前適時打になった。

 4回裏からは両チームともに得点を奪い続けてきたが、ようやくスコアボードに「0」が記録されたのは、ドジャース1点リードの8回裏。レイズは2死一、二塁とチャンスを作ったが、レンフローがグラテオルに右飛に打ち取られて追いつくことが出来なかった。

 ドラマが待っていたのは9回。2死一、二塁から代走で途中出場していたフィリップスが右前に適時打。一塁走者のアロザレーナは三塁をまわった直後に一度は転倒していたが、ドジャースの返球が乱れる間にサヨナラのホームを踏んで、試合の決着を迎えた。

 【得点経過】(先攻・ドジャース、後攻・レイズ)

 1表 ド1―0レ

 3表 ド2―0レ

 4裏 ド2―1レ

 5表 ド3―1レ

 5裏 ド3―2レ

 6表 ド4―2レ

 6裏 ド4―5レ

 7表 ド6―5レ

 7裏 ド6―6レ

 8表 ド7―6レ

 9裏 ド7―×8レ

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