田中希実、女子800メートル接戦制す 力を振り絞りゴールライン越え「やっぱり優勝はうれしい」

女子800メートルを制すも、ゴール直前にバランスを崩して転倒した田中希実
女子800メートルを制すも、ゴール直前にバランスを崩して転倒した田中希実

 陸上の木南記念が24日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われ、女子800メートルに出場した1500メートル&3000メートル日本記録保持者の田中希実(21)=豊田自動織機TC=が2分6秒72で優勝した。

 ゴール手前3メートル。日本選手権女王・川田朱夏=東大阪大=とデッドヒートの中、田中が膝から崩れ落ちた。力を振り絞り、上半身は真っ先にゴールラインを越えた。「あそこまで出し切れたら最下位でもいいと思ったが、やっぱり優勝はうれしい」と、笑顔で話した。

 主戦場とする5000メートル以上に、体に力が入らなくなるほど追い込んだ。確実にスピードは上がっているが、「国際大会の5000メートルでは、残り800メートルはこのくらいの記録で走ってしまう。もっと磨きたい」。速さも強さも身につけて、高みへ駆ける。(太田 涼)

 〇…08年北京、12年ロンドン五輪代表の金丸祐三(33)=大塚製薬=が男子400メートルに出場したが、50秒49で最下位の17位に終わり、「今日、僕の中で一区切りつきました」と、第一線を退く意向を明かした。「まだ言及は控えたい」とした一方、「いろんな人にお話ししてから公にしたいと思います」。大阪高3年時の05年から日本選手権11連覇という偉業を成し遂げたベテランだが、近年は度重なるけがに苦しんでいた。

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