【巨人】丸佳浩が23号、固め打ちであるぞ逆転キング…清水隆行の眼

2回1死、中越えソロ本塁打を放つ丸佳浩(投手は西勇輝、捕手は梅野隆太郎=カメラ・宮崎 亮太)
2回1死、中越えソロ本塁打を放つ丸佳浩(投手は西勇輝、捕手は梅野隆太郎=カメラ・宮崎 亮太)

◆JERAセ・リーグ 巨人5―4阪神(23日・東京ドーム)

 丸に豪快な一撃が飛び出すなど、巨人が阪神を振り切り優勝マジックを「5」とした。2回1死、バックスクリーンへ13日の広島戦(東京D)以来8試合ぶりとなる23号ソロをマーク。流れを作り、この回3点を奪って主導権を握った。

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 実績がある打者は、バッティングが“良い状態”に入った時にはミスショットが少なくなる。外角からのスライダーをバックスクリーンに運んだ丸の状態は良いようだ。2打席目の右飛も、チェンジアップにタイミングを外されそうになりながら対応するなど、凡打の内容も悪くなかった。

 23ホーマーは岡本、大山に3本差。残り試合を考えると簡単ではないが、諦める数字でもない。というのも、丸は爆発力がある打者。固め打ちが出来る可能性が大いにあるからだ。“良い状態”を継続できるのも丸の長所だ。この日はセンターに打ったが、右にも左にも広角に打球を飛ばせるだけに、逆転本塁打王の可能性は十分にある。

 それにしても、最後はヒヤヒヤの展開になった。デラロサにこのところ結果が出ていないのが気掛かりだ。きわどい所をボールに取られた。球は走っているが、コントロールを乱している。制球力のある投手だったのだが…。どこかできっかけをつかんでほしい。これから先も試合終盤にはデラロサの力は必要なのだから。

 そのデラロサの誤算を救ったのが田口と大城のバッテリー。代打・糸井に対して大城が勇気を持って内角を要求し、田口もそこへ投げ切った。あの場面で田口を投入したベンチの信頼に応える見事な一球だった。(野球評論家)

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