【巨人】岩隈久志、忘れない苦しんで勝った震災年の開幕…引退会見 一問一答

2011年4月8日、宮城・女川町にて津波で破壊された車両を背に取材に応じる楽天・岩隈久志(左)と鉄平
2011年4月8日、宮城・女川町にて津波で破壊された車両を背に取材に応じる楽天・岩隈久志(左)と鉄平

 今季限りで現役引退する巨人の岩隈久志投手(39)が23日、東京ドーム内で引退会見を行った。会見の序盤には花束を持った原監督(62)がサプライズ登場。11月7日のヤクルト戦(東京D)後に引退セレモニーが行われる。

 ◆岩隈に聞く

 ―ヤクルト・近藤、坂口ら近鉄戦士への思い。

 「とにかくガムシャラに古久保さんのミットに投げた記憶が今でも瞬時によみがえる。球団はなくなってしまったが、近鉄のファンの熱い応援は今でも忘れない。坂口、近藤選手には最後の最後までもがいて、もっともっと長くプレーしてほしい」

 ―(楽天時代)思い出に残っている試合は。

 「球界再編で(2005年に)楽天に移籍して開幕投手をさせてもらい、1試合目で勝利を挙げられた。11年の東日本大震災の時も開幕投手をさせてもらった東北の皆さんが苦しんで闘っている時に、その試合をみんなで勝ったことが楽天の思い出」

 ―東北のファンへ。

 「人間として成長させてもらった場所。ジャイアンツを選んだのも東北のファンを裏切るわけじゃない。この地でチャレンジしていく思いを持って、最後に東北のファンに1軍で投げる姿を見せることができなかったのは残念だった」

 ―この1年間のモチベーション。

 「原動力は家族の支え。子どもたちはどこに行ってもついてきてくれた。嫁さんも僕の足りない部分を全て補い、一緒になって戦ってくれた。こんな女性いないんじゃないか」

 ―後輩へのメッセージ。

 「自分も惜しみなくアドバイスさせていただいた。貴重な経験、財産になった。1軍の舞台で活躍して、世界に飛び立ってもらいたい」

 ―社会貢献活動への思い、今後は。

 「当時、嫁さんが福祉関係に興味あるというのもあり、やらせてもらった。今後も常に何ができるかを考えてやっていきたいし、僕が何か役立つことがあれば、いろいろなことをやっていきたい」

巨人

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